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	<title>本 - 禅活-zenkatsu-</title>
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	<description>禅を活かして、ちょっといい一日を</description>
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	<title>本 - 禅活-zenkatsu-</title>
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		<title>【追悼】ありがとう藤子不二雄Ⓐ先生</title>
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		<dc:creator><![CDATA[久保田智照]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 07 Apr 2022 21:30:45 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[マンガ]]></category>
		<category><![CDATA[本]]></category>
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					<description><![CDATA[令和4年4月7日。 『笑ゥせえるすまん』『忍者ハットリくん』『まんが道』『少年時代』『魔太郎がくる!!』などで知られる、藤子不二雄Ⓐ先生の逝去の報がもたらされました。 Ⓐ先生の作品につきましては禅活のYouTube動画内の企画「禅活マンガ研…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>令和4年4月7日。</p>
<p>『笑ゥせえるすまん』『忍者ハットリくん』『まんが道』『少年時代』『魔太郎がくる!!』などで知られる、藤子不二雄Ⓐ先生の逝去の報がもたらされました。</p>
<p>Ⓐ先生の作品につきましては禅活のYouTube動画内の企画「禅活マンガ研究会」でも、</p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>３度</strong></span>にわたって紹介させていただきました。<span style="font-size: 10pt;">（記事の最後に動画を貼り付けておきます。ご興味があれば是非。）</span></p>
<p>今回は、あらためて両先生とその作品への思いを、</p>
<p>ひとりの藤子不二雄ファンとして記事にさせていただきたいと思います。</p>
<h2>藤子不二雄作品に育ててもらった</h2>
<p>この記事を書いている久保田が生まれたのは、昭和58年（1983年）です。</p>
<p>折しも藤子両先生の活躍がもっとも目覚ましい時期に、幼少時代を過ごしました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong><span style="font-size: 18pt;">藤子不二雄旋風</span></strong>とまで言われた時代。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ドラえもん、エスパー魔美、チンプイ、21エモン、キテレツ大百科……</p>
<p>忍者ハットリくん、怪物くん、ウルトラB,、プロゴルファー猿……</p>
<p>テレビのゴールデンタイムから再放送、あるいは特別番組で……</p>
<p>当時の子どもたちの大多数は、藤子不二雄両先生のアニメをひたすら見続けて成長したと言っても過言ではありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もちろん私もその一人です。</p>
<p>『忍者ハットリくん』『怪物くん』『笑ゥせえるすまん』『プロゴルファー猿』など、</p>
<p>Ⓐ先生が作詞した楽曲の1番は今でも空で歌えますし、</p>
<p>少なくともサビのメロディは大抵覚えているほどです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>特にF先生のドラえもんに関しては、</p>
<p>登場するひみつ道具を丸暗記してノートに模写したり、</p>
<p>オリジナルひみつ道具をいくつも考案したり、</p>
<p>映画原作の大長編ドラえもんシリーズでは「いいシーン」のページ数を覚えてしまったりするほど、</p>
<p>大好きでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>子ども向けアニメを藤子両先生が席巻した、その時代。</p>
<p>数ある藤子作品の中でもひときわ異彩を放つアニメがありました。</p>
<p>それが、Ⓐ先生の</p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong>笑ゥせえるすまん</strong></span>です。</p>
<div id="attachment_7993" style="width: 198px" class="wp-caption alignnone"><img aria-describedby="caption-attachment-7993" loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2022/04/chara_stand_moguro1_optimized-238x300.png" alt="" width="188" height="237" class="wp-image-7993 " srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2022/04/chara_stand_moguro1_optimized-238x300.png 238w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2022/04/chara_stand_moguro1_optimized.png 404w" sizes="(max-width: 188px) 100vw, 188px" /><p id="caption-attachment-7993" class="wp-caption-text">出典：<a href="http://warau-new.jp/chara/">笑ゥせえるすまんNEW公式HP</a></p></div>
<p>通常放送は深夜の時間帯ということで、当時小学生の私が観ることはなかったのですが、</p>
<p>時折、21：00~23：00に特別番組として放映されていました。</p>
<p>不気味だけれども、どこか愛嬌のあるキャラクターの喪黒福造。</p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>「ココロのスキマ　お埋めします♥」</strong></span></p>
<p>そのスキマに付け込まれ、破滅してしまう登場人物たち。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ほぼ同じ絵柄でありながら、</p>
<p>他の藤子アニメにはない残酷さや不条理さ、</p>
<p>扱うテーマのリアルさなどが相まって、</p>
<p>幼心に、不思議と魅力的に映りました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>藤子不二雄両先生のマンガ作品というと、子ども向け、という印象をお持ちの方も多いかもしれません。</p>
<p>しかし「笑ゥ」に代表されるⒶ先生のブラックユーモア作品や、F先生のSF短編作品群などは、子ども向けというよりもむしろ大人が読んでこそ楽しめる内容のものが多いと思います。</p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>幼少時代から青年期まで、長くともにあったマンガ。</strong></span></p>
<p>私にとって、それが藤子作品でした。</p>
<h2>FからⒶへ</h2>
<p>「笑ゥせえるすまん」が好きだったのは確かなのですが、もともと私はどちらかと言えば、F先生の作品の方を好んで読んでいました。</p>
<p>しかし、自分が成長するにしたがい、藤子作品への興味はしだいにⒶ先生の作品へと移っていきます。</p>
<p>その理由は、Ⓐ先生のパーソナリティに強く惹かれたというのが、もっとも大きかったように思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>いつもサングラスをかけていて、社交的で、お酒やギャンブルも嗜む。</p>
<p>座右の銘は「明日に伸ばせることを今日するな」。</p>
<p>いわゆる「ダンディなちょいワル親父」という感じ、なんともカッコよく思えた。</p>
<p>そしてⒶ先生の生まれが富山県の曹洞宗寺院だったということで、親近感がわいた。</p>
<p>このように、興味を持つに至ったきっかけは本当にささいな<span style="font-size: 14pt;"><strong>共感</strong></span>だったと記憶しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また作品に目を向ければ、『笑ゥせえるすまん』や『ブラックユーモア短編集』の中には、</p>
<p>現実社会で自分が直面している悩みや問題を代弁しているかのような人物が登場したりもして、</p>
<p>ますます<strong>共感</strong>を強めていきました。</p>
<h2>藤子不二雄Ⓐ作品の中でも…</h2>
<p>そんな藤子Ⓐ作品の中でも、今なお私の心を捉えて離さないのはⒶ先生の描く青春群像劇です。</p>
<p>ここで、特に２つの作品をおススメとして紹介しておきたいと思います。</p>
<p>一つ目は<span style="font-size: 18pt;"><strong>「まんが道」</strong></span>。</p>
<p>そして二つ目は<span style="font-size: 18pt;"><strong>「少年時代」</strong></span>です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「まんが道」は藤子Ⓐ先生自身をモデルとした作品です。</p>
<p>日本のマンガ黎明期の中で、手塚治虫と言う巨大なシンボルに惹かれながら、のちのマンガ文化の礎を築いていく赤塚不二夫や石ノ森章太郎らと<span style="font-size: 14pt;"><strong>トキワ荘</strong></span>で過ごした日々が描かれています。</p>
<p>一方の「少年時代」は、戦時中、学童疎開で東京の親元を離れて富山に移り済んだ少年が、時に残酷な子ども社会の中で成長していく姿を描いた作品となっています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この両作品が描く「青春」は……</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>誰の心の中にもある、輝いて、色あせない、</p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong>あの頃。</strong></span></p>
<p>を、くっきりと浮かび上がらせます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>郷愁、憧憬、懐古……</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>見るたび、読むたび、そうした感情を強烈に呼び起こしてくれるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もう20年近く前のことと記憶していますが、</p>
<p>NHKBSで放送された<strong>マンガ批評番組</strong><span style="font-size: 14pt;"><strong>「BSマンガ夜話」</strong></span>にて「まんが道」が取りあげられた際の、</p>
<p>ある出演者の発言が今でも心に残っています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong>「まんが道はねえ。正直なところ、やりたくないんだよ。」</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong>「美しすぎて。」</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong>「この作品に、とやかく言いたくないんだ。」</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>一言一句、正確に覚えているわけではありませんが、このような発言でした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>誰の心の中にもある、掛け替えのない青春。</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>色々な悩みを抱えながら、それでも夢中で何かに打ち込んだ、あの頃。</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>今なお美しく輝くそこには、誰も手出しができない。</strong></span></p>
<p><img loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2022/04/seisyun_optimized-300x266.png" alt="" width="224" height="199" class="alignnone wp-image-7994" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2022/04/seisyun_optimized-300x266.png 300w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2022/04/seisyun_optimized.png 400w" sizes="(max-width: 224px) 100vw, 224px" /></p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>マンガを批評する立場の出演者に「美しすぎて」「とやかく言いたくない」とまで言わしめた作品、「まんが道」。</strong></span></p>
<p>ちょっと青春に帰りたい人には、是非読んでみてほしい作品です。</p>
<h2>藤子Ⓐ先生の描く「青春」が魅力的に映るのは</h2>
<p>ここからはやや批評っぽい内容になってしまうかもしれません。</p>
<p>藤子不二雄研究はすでに多くの方がなさっていることなので、</p>
<p>あくまで私個人の感想とお断りした上で、手短に<span style="font-size: 14pt;"><strong>「なぜ藤子Ⓐ先生の描く「青春」が魅力的に映るのか」</strong></span>を述べたいと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>その<strong>理由</strong>は、２つ。</p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>徹底して登場人物の主観を描く。</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>マンガを描く際に、ネーム（絵コンテ）を切らないらしい。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>「青春」は、まさに主観そのもの</strong>です。</p>
<p>乱暴な言い方かもしれませんが、そこに他者の入り込む余地はありません。</p>
<p>マンガや小説などの創作において、時に主人公でない登場人物のストーリーが語られるケースがありますが、</p>
<p>こと青春を描くにあたっては、それは不要のものだと私は思っています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そして、ネームを切らない（らしい）ことは、それだけ展開が荒くなりがちということでもあります。</p>
<p>そのため一見、不要に見えるコマも入り込みます。</p>
<p>必要な描写がこぼれ落ちたり、「不合理」なことも生まれやすくなります。</p>
<p>しかし<span style="font-size: 14pt;"><strong>青春とは得てして、「迷い」や「悩み」、「不合理」や「不条理」の中にある</strong></span>ものではないでしょうか。</p>
<p>無駄足や遠回りの末に、気づけば進んでいる。</p>
<p>ストーリーとしては「冗長」になってしまうことも多いかもしれませんが、</p>
<p>そんな<span style="font-size: 14pt;"><strong>青春の姿を描くにあたっては、「無駄」や「不合理」は省いてはならない</strong></span>ように思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>徹底して登場人物の主観を語り、不合理も不条理もそのまま描き出されるからこそ、</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>「青春」としてのリアルが生まれ、Ⓐ先生の青春群像劇が魅力的になっているのだ、と私は思います。</strong></span></p>
<h2>おわりに</h2>
<p>今回は藤子不二雄Ⓐ先生の訃報に際し、追悼の意を込めて、思うところを述べさせていただきました。</p>
<p>記事を書いてみて、あらためてⒶ先生のマンガが、私にとって掛け替えのない<span style="font-size: 14pt;"><strong>青春</strong></span>だったんだな、と実感しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今は、なんだか、映画「少年時代」を見終えたときのように、心にぽっかりと穴が空いたような寂しさを感じています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>藤子不二雄Ⓐ先生。</p>
<p>そして藤子・F・不二雄先生。</p>
<p>すばらしいマンガをありがとうございました。</p>
<p>そして、お疲れさまでした。</p>
<p><iframe title="【禅活マンガ研究会#1】「藤子不二雄Aブラックユーモア短編集」を読む" width="850" height="478" src="https://www.youtube.com/embed/ro_WJCOIuvQ?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></p>
<p><iframe title="【禅活マンガ研究会#2】笑ゥせぇるすまん/藤子不二雄A" width="850" height="478" src="https://www.youtube.com/embed/g3MEGKJTeKw?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></p>
<p><iframe title="「魔太郎がくる!!」から藤子不二雄A先生の真髄に触れる！【禅活マンガ研究会#7】" width="850" height="478" src="https://www.youtube.com/embed/9asXDKzj5gA?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></p>
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		<item>
		<title>大相撲春場所振り返り&#038;関取が好きなマンガを調べてみた</title>
		<link>https://zenkatsu.site/archives/7974</link>
					<comments>https://zenkatsu.site/archives/7974#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[久保田智照]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 31 Mar 2022 21:30:12 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[エンタメ]]></category>
		<category><![CDATA[本]]></category>
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					<description><![CDATA[大相撲春場所は大波乱の場所となりました。 圧倒的強さを誇った横綱照ノ富士関がケガによる休場となり、本場所は中日を待たずに群雄割拠の様相を呈します。 そんな中、元大関の高安関、元横綱の琴櫻の孫である琴ノ若関、新関脇の若隆景関などが順調に星を伸…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>大相撲春場所は大波乱の場所となりました。</p>
<p>圧倒的強さを誇った横綱照ノ富士関がケガによる休場となり、本場所は中日を待たずに<span style="font-size: 14pt;">群雄割拠</span>の様相を呈します。</p>
<p>そんな中、元大関の高安関、元横綱の琴櫻の孫である琴ノ若関、新関脇の若隆景関などが順調に星を伸ばしていき、</p>
<p>千秋楽では、高安関と若隆景関が星の数で並びます。</p>
<p>優勝決定戦にまでもつれ込む激闘のすえ、みごと若隆景関が幕内最高優勝を勝ち取りました。</p>
<p>新関脇の優勝は、かの双葉山関以来86年ぶりの快挙であるとのこと。</p>
<p>決定戦の内容も、両者の勝利に対するすさまじいまでの執念が感じられる取り組みで、まさに大相撲史に残る名勝負となりました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また正代関、貴景勝関、御嶽海関の三大関も揃って勝ち越しとなり、場所を盛り上げてくれました。</p>
<p>まず場所前に新型コロナウイルスに感染し、十分な稽古を積めていないことが懸念されていた、角番の正代関。</p>
<p>6日目にして、1勝5敗。</p>
<p>相撲の内容も悪く、大関陥落やむなしかと思われましたが、7日目以降は8勝1敗と大きく勝ち越し、意地を見せてくれました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>同じく角番の貴景勝関。</p>
<p>こちらも頸椎のケガなどで、思うような成績を残せずにいましたが、今場所は持ち前の押し相撲が復活し、9勝6敗で角番を脱出しました。</p>
<p>まだまだ万全ではない状況だとは思いますが、今後の活躍に期待が持てる内容だったと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そして、新大関の御嶽海関。</p>
<p>先場所から安定した強さを見せつけ、今場所も途中までは優勝争いにしっかりと絡んでくる活躍で、11勝4敗。</p>
<p>負けるときは不思議と簡単に負けてしまうムラッ気もありますが、来場所以降もきっと土俵を沸かせてくれることでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ここまでに挙げた関取以外にも、素晴らしい取り組みを見せてくれた力士はたくさんおりましたが、こんな感じで相撲内容を振り返っていたら、あまりにも長くなってしまいますので、この辺りでやめておきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>……で、</p>
<p>ここからが、本題。<span style="font-size: 10pt;">（前置きが長くてすいません…💦）</span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>今回の記事のテーマは、関取が好きなマンガについて！です。</strong></span></p>
<h2>マンガ『バチバチ』シリーズ</h2>
<p>今場所、幕内の志摩ノ海関が『ジョジョの奇妙な冒険』の化粧まわしを付けたことが大きな話題になりましたが、</p>
<p>その他にも、元横綱稀勢の里の『北斗の拳』、千代大龍関の『キン肉マン』、御嶽海関の『クローズ』など、</p>
<p>化粧まわしにするほど熱烈なマンガ愛を持った関取も数多くいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今回、関取が好きなマンガについて記事にしようと思い立ったのは、</p>
<p>禅活のちしょーとしんこうが愛してやまない、佐藤タカヒロ先生による相撲マンガ『バチバチ』シリーズを読み返したことがきっかけでした。</p>
<p>春場所の熱気にあてられて、『バチバチ』シリーズを読み返していたところ、</p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong>「マンガ『バチバチ』シリーズが好きな力士はいるんだろうか？」</strong></span></p>
<p>と、どうしても気になったのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>このマンガのおおまかな内容は、元大関の父を持つ、主人公の鮫島鯉太郎が大相撲の世界に飛び込んで活躍していく成長物語となっております。</p>
<p>シリーズは『バチバチ』『バチバチBURST』『鮫島最後の十五日』の三部作で、<strong>全48巻の未完の大作</strong>です。</p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>これがとにかく熱い！！</strong></span></p>
<p>YouTubeの動画の方でも取り上げ、また、ライブ配信でもたびたび話題としておりますが、</p>
<p>スポーツマンガ、バトルマンガの一つの完成形と言って過言ではありません。</p>
<p><iframe title="「バチバチ」シリーズを僧侶が熱く語る！【禅活マンガ研究会#5】" width="850" height="478" src="https://www.youtube.com/embed/5z0Zx8GEkxE?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></p>
<p>ひとつの物語は、ときにその人の生き方すらも変えてしまうほどの力を持つと私は考えていますが、</p>
<p>この『バチバチ』シリーズもまさに、そうした「人を変える」だけの、力と熱量と愛情によって作られた作品です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>『バチバチ』に感化されて力士になった……もしも、そんな関取がいたなら是非知りたい！</strong></span></p>
<p>そう思ったら、居ても立ってもいられませんでした。</p>
<h2>プロフィールを見てみよう！</h2>
<p><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://www.sumo.or.jp/ResultRikishiData/search/">日本相撲協会の公式HP</a></span>には、身長体重はじめ得意な取り口や決まり手の割合などを掲載した、力士のプロフィールがあります。</p>
<p>そして、十両以上の関取になると、そこに「力士アンケート」の項目が加わります。</p>
<p>その内容は、</p>
<p>「相撲を始めた年齢」</p>
<p>「好きなアーティスト」</p>
<p>「趣味・マイブーム」</p>
<p>「好きな食べ物」</p>
<p>「好きなテレビ番組・YouTubeチャンネル」</p>
<p>「好きなマンガ・アニメ・映画」</p>
<p>というもの。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>こうしたプロフィールの中に自分と重なるものを見つけると、</p>
<p>「あ、この人も○○が好きなんだ♥」</p>
<p>と、嬉しくなって、親近感が湧いてきます。</p>
<p>応援したい気持ちも一層増すことでしょう。</p>
<p>逆の使い方をするなら「○○が好きな人はいるかなあ？」と、</p>
<p>自分と重なる「何か」を持った関取を探すこともできます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>私の場合、最大の関心事は、好きなマンガ・アニメ・映画の項目に『バチバチ』を挙げている関取がいるかどうかでした。</p>
<p>しかし、調べるうちに、それ以外にも<span style="font-size: 14pt;"><strong>関取の好きなマンガに面白い特徴がある</strong></span>ことがわかりました。</p>
<h2>関取はどんなマンガを読んでいる？</h2>
<p>その特徴とは、</p>
<p><strong>マンガのジャンルに大きな偏り</strong>があるということです。</p>
<p>関取が好きなマンガは、</p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong>「バトルマンガ」</strong></span></p>
<p>これだけで<span style="font-size: 18pt;"><strong>８割</strong></span>を超えます！</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>『カイジ』、『アカギ』などのギャンブルマンガや、『アイシールド21』、『SLAMDUNK』といったスポーツマンガ、ヤンキーマンガなどを挙げている関取もいますが、これらも「バトル」の要素を多分に含んでいます。</p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong>バトル要素のない、恋愛マンガ、グルメマンガなどは、ほぼ存在していません。</strong></span></p>
<p>厳しい大相撲の世界に生きる関取たちにとって、そんな<span style="font-size: 18pt;"><strong>「ぬるい」</strong></span>マンガは共感が難しく、読んでいられないのかもしれません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ちなみに、そんなバトルマンガの中でも、10名以上の関取に支持され、<span style="font-size: 18pt;"><strong>圧倒的に多かったのが「ワンピース」</strong></span>でした。</p>
<p>その理由を考えてみたところ、やはり「長期連載」かつ「物語が現在進行形」であるというところが大きいかと思います。</p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>幕内最年長37歳の玉鷲関から新十両で19歳の熱海富士関まで</strong></span>年代を超えて読まれ、<span style="font-size: 14pt;"><strong>コア層からライト層まで幅広く取り込む「ワンピース」</strong></span>が、まさにモンスター連載なのだということがよくわかりました。</p>
<p>一方、連載開始が2016年と比較的最近のせいか、バトルマンガであるにも関わらず<span style="font-size: 14pt;"><strong>「</strong><strong>鬼滅の刃」を挙げている力士は一人もいませんでした。</strong></span></p>
<p>また「ワンピース」のほかに、複数の支持を集めたマンガには「キン肉マン」「ドラゴンボール」「キングダム」「ジョジョの奇妙な冒険」「こち亀」などがありました（ほとんどバトルマンガ）。</p>
<h2>肝心の『バチバチ』は……？</h2>
<p>関取にバトルマンガが好まれることはお分かりいただけたかと思います。</p>
<p>『バチバチ』シリーズは「長期連載」かつ、バトル要素やヤンキー要素も多分に含んだ物語。</p>
<p>これが好かれないわけはない！</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>と、関取ひとりひとりのプロフィールを番付上位から順に調べていきましたが……</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>一向に『バチバチ』の名前が出てこない……！</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>というか、相撲マンガを挙げている関取がほとんどいない……！</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ようやく見つけたのが、西前頭8枚目、佐田の海関の『のたり松太郎』。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>気づけば、幕内力士を見終えてしまいました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>残るは十両の関取衆のプロフィール。</p>
<p>祈るような気持ちで、ひとりひとり調べていきます。</p>
<p>ワンピース……キン肉マン……こち亀……ワンピース……ワンピース……</p>
<p>もう、ワンピース多すぎだろっ！</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>半ば諦めかけたその時、ついに発見しました！</p>
<p>それは、<span style="font-size: 18pt;"><strong>西十両4枚目、魁勝関のプロフィール。</strong></span></p>
<p>そこに、</p>
<p><span style="font-size: 24pt;"><strong>『バナバナ』</strong></span>と書かれていたのです！</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>……ん？なにかおかしいぞ？</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>目元をこすってもう一度よく見てみます。</p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong>『バナバナ』</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>見間違いではありません。</p>
<p>そこには確かに<strong>『バナバナ』</strong>と書かれていました。（最終閲覧日：2022/4/1）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そう、</p>
<p>まさか、</p>
<p>まさかの、</p>
<p><span style="font-size: 24pt;"><strong>誤植</strong></span>です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もしかすると『バナバナ』というマンガが存在しているのかもしれない、と思い、</p>
<p>念のため、Googleで「バナバナ　マンガ」で検索してみましたが、</p>
<p>そんなマンガは存在していない様子。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>よりにもよって、どうして</strong></span><strong style="font-size: 18.6667px;">狙いすましたかのように</strong><strong style="font-size: 14pt;">『バチバチ』だけ誤植するのか！？</strong></p>
<p>数少ない相撲マンガ。</p>
<p>大相撲の世界を描き続けて48巻。</p>
<p>文字通り、命をかけて生み出された超大作。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それを、誤植とは……</p>
<p>さすがに、ちょっとばかり<span style="font-size: 18pt;"><strong>「おこ」</strong></span>。</p>
<h2>悲しみに暮れる、その中で思うこと</h2>
<p>関取が好きなマンガに『バチバチ』は存在しなかった。</p>
<p>存在しないはずの『バナバナ』は存在したというのに。</p>
<p>この事実は、私の心をひどく傷つけた。</p>
<p>一体なぜ、このようなことになってしまったのか。</p>
<p>ジャンプで連載されていればよかったのか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>何度だって言おう。</p>
<p>『バチバチ』はスポーツマンガ、バトルマンガの完成形である。</p>
<p>世が世なら唯一無二の名作として語り継がれ、</p>
<p>相撲を志すあらゆる少年少女のバイブルとして、</p>
<p>綿々脈々と受け継がれていくに相応しい作品である。</p>
<p>その作品が何故、このような扱いを受けねばならぬのか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>『バチバチ』は多くの人に知られることもなく、まして読まれることもなく、ひっそりと消えてしまっていい作品ではない。</p>
<p>だから、せめて。</p>
<p>私はひとりのファンとして、</p>
<p>これからも『バチバチ』の魅力を伝えていきたいと思う。</p>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>【僧侶的よろずレビュー#15】わたし、解体はじめました ─狩猟女子の暮らしづくり─/畠山千春(本)</title>
		<link>https://zenkatsu.site/archives/5219</link>
					<comments>https://zenkatsu.site/archives/5219#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[西田稔光]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 21 May 2020 15:00:07 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[僧侶的よろずレビュー]]></category>
		<category><![CDATA[本]]></category>
		<category><![CDATA[社会]]></category>
		<category><![CDATA[肉]]></category>
		<category><![CDATA[連載]]></category>
		<category><![CDATA[食]]></category>
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					<description><![CDATA[スポンサードリンク 僧侶の視点から様々なものをレビューする【僧侶的よろずレビュー】。 前回は映画「一人っ子の国/One Child Nation(原題)」をレビューしました。 #15となる今回は、都会暮らしをしていたごく普通の女性が、田舎に…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>スポンサードリンク<br />
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<p>僧侶の視点から様々なものをレビューする<strong>【僧侶的よろずレビュー】</strong>。</p>
<p>前回は映画<span class="sc_marker red"><strong>「一人っ子の国/One Child Nation(原題)」</strong></span>をレビューしました。</p>
<div class="sc_getpost"><a class="clearfix" href="https://zenkatsu.site/archives/5226" ><div class="sc_getpost_thumb post-box-thumbnail__wrap"><img src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/05/名称未設定のアートワーク-3-min-150x150.jpg" width="150" height="150" alt="【僧侶的よろずレビュー#15】わたし、解体はじめました ─狩猟女子の暮らしづくり─/畠山千春(本)"></div><div class="title">【僧侶的よろずレビュー#14】一人っ子の国/One child nation(原題)」(映画)</div><div class="date">2020.5.3</div><div class="substr">スポンサードリンク 僧侶の視点から世間のあらゆるものをレビューする【僧侶的よろずレビュー】。 前回は「おおきくなるっていうことは」という絵本をご紹介しました。 今回は、中国で行われた「一人っ子政策」の実態に迫ったドキュメンタリー映画「一人っ子の国/One Child Nation(原題)」をご紹介し...</div></a></div>
<p>#15となる今回は、都会暮らしをしていたごく普通の女性が、田舎に移住して狩猟生活を送るようになった体験記<strong>「わたし、解体はじめました ─狩猟女子の暮らしづくり─」</strong>という本をご紹介します。</p>
<h2>#14「わたし、解体はじめました ─狩猟女子の暮らしづくり─」</h2>
<h3>内容</h3>
<p>この本は、狩猟女子としてそのブログが話題になった<strong><ruby>畠山千春<rt>はたけやまちはる</rt></ruby></strong>さんが、ご自身の狩猟生活の体験を綴ったノンフィクション作品です。</p>
<p>1986年生まれの畠山さんは、都内の大学を卒業して映画配給会社に就職、神奈川県でごく普通の社会人生活を送っていたそうです。</p>
<p>そんな生活が大きく変化したのが<strong>2011年3月11日、東日本大震災</strong>でした。</p>
<p>直接的な被害に遭うことはなかったものの、スーパーから食糧が消え、自分では何も食べ物を手に入れられないという現実に、畠山さんは衝撃を受けます。</p>
<p>それを機に食糧事情について考えるようになった畠山さんは、ついてに福岡県の山間部の古民家へ移住、自給自足の生活を始めるのです。</p>
<p>自給自足の中でも、畠山さんが力を入れたのが<strong>「肉」</strong>。</p>
<p>自ら鶏を育てたり、免許を取得して猟にもでます。</p>
<p>命をもらって生きているということを、肌で感じ取り、生きていくということを考えていく作品です。</p>
<div id="attachment_5395" style="width: 650px" class="wp-caption alignnone"><img aria-describedby="caption-attachment-5395" loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/05/3b8273dc631d11e3a39f1234be8829bb_8-min.jpg" alt="" width="640" height="640" class="wp-image-5395 size-full" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/05/3b8273dc631d11e3a39f1234be8829bb_8-min.jpg 640w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/05/3b8273dc631d11e3a39f1234be8829bb_8-min-150x150.jpg 150w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/05/3b8273dc631d11e3a39f1234be8829bb_8-min-300x300.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /><p id="caption-attachment-5395" class="wp-caption-text">畠山さんのブログ(現在休止中)より引用</p></div>
<h2>畠山さんの行動力と感受性</h2>
<p>現在、私は<strong>「<a href="https://zenkatsu.site/archives/tag/%e8%82%89%e3%82%92%e9%a3%9f%e3%81%b9%e3%82%8b%e3%81%a8%e3%81%84%e3%81%86%e3%81%93%e3%81%a8">肉を食べるということ</a>」</strong>という連載も書いているように、肉食の捉え方を僧侶としての大きな課題としています。</p>
<p>肉は現代のご馳走の代名詞の一つであり、メディアにとっては目玉コンテンツとなり、市場にも大きな影響を与える食品といえます。</p>
<p>しかし、<span class="sc_marker red"><strong>その生産の過程はタブー視され、解体に携わる方々が不当な差別や偏見にさらされてきたという歴史がある</strong></span>こと、それが現代でも無くなってはいないということは、過去に記事で触れた通りです。</p>
<p>私はその事実を知り、実際に食肉加工場で現場の声を聞いた時に大きな衝撃を受けました。</p>
<p>そして、仏教の立場ではどう捉えるのかを考えるようになりました。</p>
<p>一方で、著者の畠山さんは<strong>自分自身で獲るという選択をします</strong>。</p>
<p>その行動力一つをとってもなかなか真似できるものではありません。</p>
<p>ところがさらに驚くのは畠山さんの感受性の高さです。</p>
<p>本文には、僧侶が思わずハッとさせられる、食の本質、命の本質に迫る言葉が多々あります。</p>
<p><span class="sc_marker y"><strong>自分で育てた鶏を捌いて食べる時</strong></span>、<span class="sc_marker y"><strong>罠にかかった猪に止めを刺して解体して食べる時</strong></span>、自分がその場に居合わせたら動揺してしまうような場面がいくつもあります。</p>
<p>もちろん、畠山さんも動揺しないわけではないのですが、解体の場で紡がれる言葉や抱く思いは、罪悪感や後ろめたさではなく、<span class="sc_marker red"><strong>命に対する感謝やそれを食べて生きるということへ強い責任感なのです</strong></span>。</p>
<p>これは実際に体験をした人にしかわからないことなのかもしれません。</p>
<p>食肉加工場の見学をしたとはいえ、私は自分で解体をしたわけではありません。</p>
<p><strong>自分の手によって今まさに動物が食物へと変わる瞬間、それを感じている畠山さんの言葉と、そうした命の移り変わりを感じとる豊かな感性は、読者を惹きつけます。</strong></p>
<p><img loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/05/3453372_s-min.jpg" alt="" width="640" height="427" class="alignnone wp-image-5397 size-full" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/05/3453372_s-min.jpg 640w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/05/3453372_s-min-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<h2>「残酷」とは何か</h2>
<p>畠山さんは生きるために食べるという、生物の根本的な営みを行っているとはいえ、<span class="sc_marker blue">狩猟や解体が非難やバッシングにさらされることもあるようです</span>。</p>
<p>以前、畠山さんはご自身のブログで、<span class="sc_marker blue"><strong>猟師さんが仕留めた兎を食べ、毛皮をなめした様子を掲載したところ、たくさんの「残酷」という意見で炎上してしまった</strong></span>そうです。</p>
<p>しかし、肉を食べ、毛皮を活用するということは古くから行われてきたことで、動物の命を余すことなくいただく知恵でもあります。</p>
<p>食肉加工場でも、肉、内臓、脂、皮と余すところなく全て有効に使えるよう、作業には細心の注意を払います。</p>
<p><span class="sc_marker red"><strong>こうした現場の皆様の姿勢は、曹洞宗の不殺生の捉え方に通ずるものさえあります。</strong></span></p>
<p>ところがこの「残酷」という感覚が、世界中で食に関する争いを生んでいます。</p>
<p>日本の捕鯨、中国や韓国での犬肉食など、<strong>世界には異文化圏から見た「残酷」によって一方的に非難される食文化や営みがあります。</strong></p>
<p>ではこの「残酷」という感覚はどこからくるのでしょうか。</p>
<p>それはやはり、「<strong>自分の中の常識</strong>」や価値観なのだと思います。</p>
<p>「<strong>これは食べる物</strong>」「<strong>これは愛でるもの</strong>」「<strong>これは避けるもの</strong>」という、自分という人間を中心に構築した世界観に反するものに出会った時、人から「<strong>残酷</strong>」や「<strong>グロテスク</strong>」「<strong>ゲテモノ</strong>」という言葉が生まれるのです。</p>
<p><img loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/05/2460790_s-min.jpg" alt="" width="640" height="480" class="alignnone wp-image-5396 size-full" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/05/2460790_s-min.jpg 640w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/05/2460790_s-min-300x225.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<h2>命の循環の中にいることの気づく本</h2>
<p>そうした「残酷」という感覚は、<strong>食物を生産する過程に直接手を下すことが少なくなった人間の、一つの勘違いなのではないでしょうか。</strong></p>
<p>畠山さんは、自分が大怪我をすることになるかもしれない、下手をすれば食べられる側になるかもしれない環境の中で感じたことを、この本では語ってくれています。</p>
<p>いわば<span class="sc_marker red"><strong>食物連鎖の中に身を置きながら声を届けてくれているのです。</strong></span></p>
<p>私たち現代人は、動植物を食べることはあっても、自分がその身を差し出すことはありません。</p>
<p>「食べられてしまうかもしれない」なんていう感覚は、長らく味わわないうちに、いつの間にかDNAが忘れてしまったようです。</p>
<p>そしていつの間にか、「<strong>生きている<span class="sc_marker red">動植物</span>の命をいただいている</strong>」という感覚が弱まり、こじれてしまっているように思います。</p>
<p>お金によって食物を手に入れる私たちは、<span class="sc_marker y"><strong>食べる命と食べない命を、無意識に選別してしまっているのではないでしょうか。</strong></span></p>
<p>本来食というのは、<strong>単なる栄養の摂取ではなく、その命、その土地、その世界とのご縁いただき「生きる」ということそのものでした。</strong></p>
<p>畠山さんは、直接動物の血の温もりに触れ、野菜や蜂蜜も自分で作りながら、食物に対しては全て平等な感謝の心を示します。</p>
<p>それは、都会で自分が失いかけていた<strong>「食べ物という命と縁で繋がるという感覚」</strong>を、自らの行動によって取り戻したからこその感覚なのかもしれません。</p>
<p>しかし、それは現代の私たち誰もが今一度呼び起こさなければならない感覚なのだと、私は思います。</p>
<p>この一冊を通して、動物を解体するという体験はできなくとも、その心境を追体験してみてはいかがでしょうか？</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>今回は、現在「<a href="https://zenkatsu.site/archives/tag/%e8%82%89%e3%82%92%e9%a3%9f%e3%81%b9%e3%82%8b%e3%81%a8%e3%81%84%e3%81%86%e3%81%93%e3%81%a8">肉を食べるということ</a>」で取り上げている不殺生とも大きく関係するこちらの一冊をご紹介しました。</p>
<p>私がお伝えしたかったのは、「<strong>肉を自分で手に入れていないことが悪い</strong>」ということではなく、<span class="sc_marker red"><strong>誰もがこうした営みと間接的につながっているということ</strong></span>です。</p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>食べるということはご縁をいただいて生きるということ。</strong></span></p>
<p>この本は、そんな生きるということの根本的な部分を、私たちに思い出させてくれます。</p>
<p>オススメです。</p>
<h3>こんな人にオススメ</h3>
<p><strong><span style="font-size: 18pt;" class="sc_marker red">・肉食に関心のある方</span></strong></p>
<p><strong><span style="font-size: 18pt;" class="sc_marker red">・里山での暮らしや狩猟に興味がある方</span></strong></p>
<p><strong><span style="font-size: 18pt;" class="sc_marker red">・複雑な文章よりもシンプルな口調が好きな方</span></strong></p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>「ブックカバー・チャレンジ」が回ってきた！</title>
		<link>https://zenkatsu.site/archives/5312</link>
					<comments>https://zenkatsu.site/archives/5312#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[西田稔光]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 09 May 2020 15:00:07 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[エンタメ]]></category>
		<category><![CDATA[マンガ]]></category>
		<category><![CDATA[本]]></category>
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					<description><![CDATA[スポンサードリンク 今年の２月以前とは大きく変わった私たちの生活。 禅活-zenkatsu-の活動も、ワークショップからウェブでの発信が中心になりました。 こうした状況下で、SNSで増えてきたのが「バトン」です。 一つのお題に関する投稿を…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>スポンサードリンク<br />
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<p>今年の２月以前とは大きく変わった私たちの生活。</p>
<p>禅活-zenkatsu-の活動も、ワークショップからウェブでの発信が中心になりました。</p>
<p>こうした状況下で、SNSで増えてきたのが「<strong>バトン</strong>」です。</p>
<p>一つのお題に関する投稿をSNS上でつながっている人へと回していく、いわば「ハイテクしりとり」のようなものでしょうか。</p>
<p>そんなバトンの一つに<span class="sc_marker red"><strong>「ブックカバー・チャレンジ」</strong></span>なるものがあります。</p>
<p>これは自分が読んだ本のカバーの写真を7日間投稿し続けるというもの。</p>
<p>Facebookでチラホラ投稿を見かけるようになり、「みんな本読んでるんだなあ」と思いながら自分に回ってきたら７日分も投稿できるだろうか、と勝手に不安に思っていました。</p>
<p>するとその日は突然やってきました。</p>
<p>修行中に宿泊客の食事を作る部署にいた時に指導をしていただき、今の活動の基礎を作ってくれた方から、そのバトンは回ってきてしまいました。</p>
<p>と、いうことで今回は<span class="sc_marker red"><strong>Facebookに投稿した「ブックカバー・チャレンジ」レビューを書き加えてここにまとめたいと思います。</strong></span></p>
<h2>ルールとハードル、そしてバトン</h2>
<p>ブックカバー・チャレンジにはこんな定型文でルールが添えられています。</p>
<p><strong>【ブックカバー・チャレンジ】<br />
</strong><strong>読書文化の普及に貢献するためのチャレンジ。<br />
</strong><strong>ルールはつぎの３つ。<br />
</strong><strong>〇好きな本を1日1冊、7日間投稿する</strong><br />
<strong>〇本についての説明なしに表紙だけの画像をアップ</strong><br />
<strong>〇毎日1人のFB友達を招待して参加</strong></p>
<p>以上のルールに沿って投稿し、本日10日で最終日を迎えました。</p>
<p>今になって「あの本もあったな」とチョイスを少し悔やんでみたりしていますが、それはまた記事にしたいと思います。</p>
<p>基本的に人に何かを勧めることは好きみたいですね（笑）</p>
<p>それでは前置きが長くなりましたが、私の「ブックカバー・チャレンジ」をご覧下さい。</p>
<h2>1日目<span>「バンクシー　〜アート・テロリスト〜」</span></h2>
<p>一冊目は、記事としても何度か取り上げたグラフィティ・アーティスト、<strong>バンクシー(Banksy)</strong>についての一冊です。</p>
<p>彼の活動や、知られざる正体に関する考察がなされていて、バンクシーのやろうとしていることやメッセージを汲み取るには非常に参考になります。</p>
<p>また、国によるアートに対する姿勢の違いなども面白いです。</p>
<p>最近、<strong>Instagramの投稿</strong>で再び話題となっているバンクシー。</p>
<p>彼がくすぐろうとしているものは、誰もが持っていて、尚且つ認めたくはないもののような気がします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned="" data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/B_2o3A5JJ3O/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="12" style="background: #FFF; border: 0; border-radius: 3px; box-shadow: 0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width: 540px; min-width: 326px; padding: 0; width: calc(100% - 2px);">
<div style="padding: 16px;">
<p><a href="https://www.instagram.com/p/B_2o3A5JJ3O/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style="background: #FFFFFF; line-height: 0; padding: 0 0; text-align: center; text-decoration: none; width: 100%;" target="_blank" rel="noopener"> </a></p>
<div style="display: flex; flex-direction: row; align-items: center;">
<div style="background-color: #f4f4f4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div>
<div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;">
<div style="background-color: #f4f4f4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div>
<div style="background-color: #f4f4f4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div>
</div>
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<div style="padding: 19% 0;"></div>
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<p>&nbsp;</p>
<p style="margin: 8px 0 0 0; padding: 0 4px;"><a href="https://www.instagram.com/p/B_2o3A5JJ3O/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style="color: #000; font-family: Arial,sans-serif; font-size: 14px; font-style: normal; font-weight: normal; line-height: 17px; text-decoration: none; word-wrap: break-word;" target="_blank" rel="noopener">. . Game Changer</a></p>
<p style="color: #c9c8cd; font-family: Arial,sans-serif; font-size: 14px; line-height: 17px; margin-bottom: 0; margin-top: 8px; overflow: hidden; padding: 8px 0 7px; text-align: center; text-overflow: ellipsis; white-space: nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/banksy/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style="color: #c9c8cd; font-family: Arial,sans-serif; font-size: 14px; font-style: normal; font-weight: normal; line-height: 17px;" target="_blank" rel="noopener"> Banksy</a>(@banksy)がシェアした投稿 - <time style="font-family: Arial,sans-serif; font-size: 14px; line-height: 17px;" datetime="2020-05-06T16:50:06+00:00">2020年 5月月6日午前9時50分PDT</time></p>
</div>
</blockquote>
<p><script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script></p>
<p><strong>「バンクシー　〜アート・テロリスト〜」</strong></p>
<p><strong>毛利嘉孝著(2019年、光文社新書)</strong></p>
<p><a href="https://www.amazon.co.jp/gp/product/4334044468/ref=as_li_ss_il?ie=UTF8&amp;linkCode=li3&amp;tag=t0shlwltsn-22&amp;linkId=c504aba4b9289e39dbe9f7807dc86c68&amp;language=ja_JP" target="_blank" rel="noopener"><img border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&amp;ASIN=4334044468&amp;Format=_SL250_&amp;ID=AsinImage&amp;MarketPlace=JP&amp;ServiceVersion=20070822&amp;WS=1&amp;tag=t0shlwltsn-22&amp;language=ja_JP" /></a><img loading="lazy" src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=t0shlwltsn-22&amp;language=ja_JP&amp;l=li3&amp;o=9&amp;a=4334044468" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border: none !important; margin: 0px !important;" /><br />
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<h2>2日目<span>「殺生と往生のあいだ〜中世仏教と民衆生活〜」</span></h2>
<p>2日目は、私の活動の課題の一つ、「肉食」に関連した書籍です。</p>
<p>仏教学ではなく、歴史や文化の視点から日本の中世で殺生をどのように捉えていたかを探っていく、私には非常にタイムリーな一冊。</p>
<p>同じ動物性食品でも、大型哺乳類、小型哺乳類、鳥類、魚類では扱いが異なっていたり、当時の僧侶の様子も知ることができて「肉を食べるということ」の執筆でも非常に参考にさせてもらいました。</p>
<p>少しマニアックな内容にはなりますが、オススメです。</p>
<p><strong>「殺生と往生のあいだ〜中世仏教と民衆生活〜」</strong></p>
<p><strong>苅米一志著(2015年、吉川弘文館)</strong></p>
<p><a href="https://www.amazon.co.jp/%E6%AE%BA%E7%94%9F%E3%81%A8%E5%BE%80%E7%94%9F%E3%81%AE%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%A0-%E4%B8%AD%E4%B8%96%E4%BB%8F%E6%95%99%E3%81%A8%E6%B0%91%E8%A1%86%E7%94%9F%E6%B4%BB-%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E6%96%87%E5%8C%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC-%E8%8B%85%E7%B1%B3-%E4%B8%80%E5%BF%97/dp/4642058141/ref=as_li_ss_il?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&amp;dchild=1&amp;keywords=%E6%AE%BA%E7%94%9F%E3%81%A8%E5%BE%80%E7%94%9F%E3%81%AE%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%A0%E3%80%9C%E4%B8%AD%E4%B8%96%E4%BB%8F%E6%95%99%E3%81%A8%E6%B0%91%E8%A1%86%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%80%9C&amp;qid=1589039362&amp;s=books&amp;sr=1-1&amp;linkCode=li3&amp;tag=t0shlwltsn-22&amp;linkId=97c1cbf02cd25effcb52fefc40b8dda0&amp;language=ja_JP" target="_blank" rel="noopener"><img border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&amp;ASIN=4642058141&amp;Format=_SL250_&amp;ID=AsinImage&amp;MarketPlace=JP&amp;ServiceVersion=20070822&amp;WS=1&amp;tag=t0shlwltsn-22&amp;language=ja_JP" /></a><img loading="lazy" src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=t0shlwltsn-22&amp;language=ja_JP&amp;l=li3&amp;o=9&amp;a=4642058141" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border: none !important; margin: 0px !important;" /><br />
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<h2>3日目「バチバチ」シリーズ</h2>
<p>３日目、ここで漫画が登場するわけですが、ただの漫画と侮るなかれ。</p>
<p>人生では稀に魂が震える漫画というものと出会えることがありますが、まさにこの「バチバチ」シリーズこそが私にとってはそんな一冊です。</p>
<p><strong>登場人物たちの苦悩や葛藤、そんな闇を照らす言葉が、読者の心を痛いほどに打ちます。</strong></p>
<p>しかし<strong>このシリーズクライマックスに差し掛かったところで、作者の佐藤タカヒロさんが急逝してしまい、未完の名作となっています。</strong></p>
<p>その結末は見届けたかったけれど、続きは私たち一人一人の中にある。</p>
<p>そんな受け止め方をしています。</p>
<p>外出自粛の今だからこそ、読むことを強くオススメします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「バチバチ」シリーズ</p>
<p><strong>「バチバチ」</strong>（全16巻）<br />
<a href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/1b881a80.7a7890a9.1b881a81.c95ea2fb/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F6167755%2F&amp;link_type=pict&amp;ut=eyJwYWdlIjoiaXRlbSIsInR5cGUiOiJwaWN0Iiwic2l6ZSI6IjQwMHg0MDAiLCJuYW0iOjEsIm5hbXAiOiJyaWdodCIsImNvbSI6MSwiY29tcCI6ImRvd24iLCJwcmljZSI6MCwiYm9yIjoxLCJjb2wiOjEsImJidG4iOjEsInByb2QiOjB9" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer" style="word-wrap: break-word;"><img src="https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/1b881a80.7a7890a9.1b881a81.c95ea2fb/?me_id=1213310&amp;item_id=13264015&amp;m=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F2532%2F25321057.jpg%3F_ex%3D80x80&amp;pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F2532%2F25321057.jpg%3F_ex%3D400x400&amp;s=400x400&amp;t=pict" border="0" style="margin: 2px;" alt="" title="" /></a><br />
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<p><strong>「バチバチBURST」</strong>（全12巻）<br />
<a href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/1b881a80.7a7890a9.1b881a81.c95ea2fb/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F11842267%2F&amp;link_type=pict&amp;ut=eyJwYWdlIjoiaXRlbSIsInR5cGUiOiJwaWN0Iiwic2l6ZSI6IjI0MHgyNDAiLCJuYW0iOjEsIm5hbXAiOiJyaWdodCIsImNvbSI6MSwiY29tcCI6ImRvd24iLCJwcmljZSI6MCwiYm9yIjoxLCJjb2wiOjEsImJidG4iOjEsInByb2QiOjB9" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer" style="word-wrap: break-word;"><img src="https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/1b881a80.7a7890a9.1b881a81.c95ea2fb/?me_id=1213310&amp;item_id=16008771&amp;m=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F8061%2F9784253218061.jpg%3F_ex%3D80x80&amp;pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F8061%2F9784253218061.jpg%3F_ex%3D240x240&amp;s=240x240&amp;t=pict" border="0" style="margin: 2px;" alt="" title="" /></a></p>
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<p><strong>「鮫島、最後の十五日」</strong>(全20巻)</p>
<p><a href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/1b881a80.7a7890a9.1b881a81.c95ea2fb/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F13115850%2F&amp;link_type=pict&amp;ut=eyJwYWdlIjoiaXRlbSIsInR5cGUiOiJwaWN0Iiwic2l6ZSI6IjI0MHgyNDAiLCJuYW0iOjEsIm5hbXAiOiJyaWdodCIsImNvbSI6MSwiY29tcCI6ImRvd24iLCJwcmljZSI6MCwiYm9yIjoxLCJjb2wiOjEsImJidG4iOjEsInByb2QiOjB9" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer" style="word-wrap: break-word;"><img src="https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/1b881a80.7a7890a9.1b881a81.c95ea2fb/?me_id=1213310&amp;item_id=17338029&amp;m=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F4819%2F9784253224819.jpg%3F_ex%3D80x80&amp;pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F4819%2F9784253224819.jpg%3F_ex%3D240x240&amp;s=240x240&amp;t=pict" border="0" style="margin: 2px;" alt="" title="" /><br />
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<p>&nbsp;</p>
<p><strong>佐藤タカヒロ作（秋田書店）</strong></p>
<h2>4日目「ナナメの夕暮れ」</h2>
<p>この日ご紹介したのは、お笑いコンビ、<strong>オードリーの若林さんによるエッセイ集「ナナメの夕暮れ」</strong>です。</p>
<p>私はよくオードリーのお二人のラジオを聞いているのですが、若林さんは以前こんなことを語っていました。</p>
<p>「親父が隠れて(亡くなって)から、物事をナナメに見るのをやめた。」</p>
<p><strong>物事に対して斜に構え、流行に乗る人を笑っていた自分の「ナナメ」な物の見方をしていたという若林さん。</strong></p>
<p>しかし、<strong>お父上が亡くなって人の有限さを知り、そんな物事の見方がもったいなく思えた、それが「ナナメの夕暮れ」</strong>です。</p>
<p>とはいえ、全編堅苦しい人生哲学のようなものではなく、ごく自然な日常の一場面を切り取るエッセイ集なので、非常にスラスラ読めます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>「ナナメの夕暮れ」</strong></p>
<p><strong>若林正恭著(文芸春秋、2018年)</strong></p>
<p><a href="https://www.amazon.co.jp/gp/product/4163908870/ref=as_li_ss_il?ie=UTF8&amp;linkCode=li3&amp;tag=t0shlwltsn-22&amp;linkId=faa079340d0529ae402c49596cab4a70&amp;language=ja_JP" target="_blank" rel="noopener"><img border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&amp;ASIN=4163908870&amp;Format=_SL250_&amp;ID=AsinImage&amp;MarketPlace=JP&amp;ServiceVersion=20070822&amp;WS=1&amp;tag=t0shlwltsn-22&amp;language=ja_JP" /></a><img loading="lazy" src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=t0shlwltsn-22&amp;language=ja_JP&amp;l=li3&amp;o=9&amp;a=4163908870" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border: none !important; margin: 0px !important;" /><br />
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<h2>5日目「<span>みえるとかみえないとか」</span></h2>
<p>後半に差し掛かった5日目は、以前【僧侶的よろずレビュー】でも取り上げた絵本作家ヨシタケシンスケさんの作品です。</p>
<p><strong>人は体や性格の違いで、時には優劣をつけたり、レッテル貼りをしてしまうことがあります。</strong></p>
<p><strong>この絵本では、主人公は宇宙で様々な特徴を持った宇宙人と出会い、仲良く過ごすにはどうすればよいかを考えます。</strong></p>
<p>「違いとはなにか？」を考えることができる、大人も楽しめる一冊です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>「みえるとかみえないとか」</strong></p>
<p><strong>ヨシタケシンスケ・伊藤亜紗著(アリス館、2018年)</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
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<h2>6日目「仏性とはなにか」</h2>
<p>6日目。</p>
<p>ここで再び仏教書へと戻ってきまして、以前【肉を食べるということ】で<strong>曹洞宗にとっての「いのち」を考える上で重要な<ruby>仏性<rt>ぶっしょう</rt></ruby>に関する一冊。</strong></p>
<p>昨年刊行されたものですが、仏性研究で有名な高崎先生が、仏性というものを非常に噛み砕いて説明してくださっています。</p>
<p>どれから手を付けたら良いか迷っている方にオススメです。</p>
<p>「仏性とは何か」</p>
<p>高崎直道著(法蔵館、2019年)</p>
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<h2>7日目「ブッダ最後の旅をたどる」</h2>
<p>実はこの記事を書いている時点ではFacebookにもまだ投稿していませんが、 最後にご紹介するのはこちら。</p>
<p>私が仏教を学ぶ姿勢に多大な影響を与えてくださった<strong>故・<ruby>奈良康明老師<rt>ならこうめい</rt></ruby></strong>の「ブッダ最後の旅をたどる」です。</p>
<p>このブログにも何度か登場している、お釈迦様の最期が描かれた『<ruby>大般涅槃経<rt>だいはつねはんぎょう</rt></ruby>』というお経を奈良老師が非常にわかりやすく、解説されています。</p>
<p>この本を読んで、なんとなく手が付けにくかった仏典類を読むことができるようになりました。</p>
<p>仏教の基礎を学ぶことができるので、どなたにもオススメです。</p>
<p>「ブッダ最後の旅をたどる」</p>
<p>奈良康明著(大法輪閣、2012年)</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>7日間で気づいたこと</h2>
<p>こうして7日間、なんとかネタ切れをすることなくチャレンジは終了しました。</p>
<p>実は現在、普段通っている曹洞宗総合研究センターも在宅勤務になっているんですが、本のほとんどをそちらに置いてきてしまったので、手元にあまり本が無い状態でした。</p>
<p>しかし、これを機に久しぶりに開いた本の内容を、以前とは違った受け取り方ができたりと、新たな発見もありました。</p>
<p>データにして常にパソコンやタブレットに入れて持ち歩くのも便利ですが、過<span class="sc_marker red"><strong>去に読んだ本の付箋やラインを見ると、当時の自分と再会した気分になれる</strong></span>ので、それも本の良いところだなあと、しみじみ思ったりもしました。</p>
<p>ともあれ、7日間は無事に終了。</p>
<p>バトンを回してくださった方、受け取って下さった方、ありがとうございました。</p>
<p><img loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/05/Collage_Fotor-min-1024x768.jpg" alt="" width="1024" height="768" class="alignnone wp-image-5314 size-large" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/05/Collage_Fotor-min-1024x768.jpg 1024w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/05/Collage_Fotor-min-300x225.jpg 300w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/05/Collage_Fotor-min-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
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<p>&nbsp;</p>
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		<title>経行でふらつく悩みの解決法</title>
		<link>https://zenkatsu.site/archives/5280</link>
					<comments>https://zenkatsu.site/archives/5280#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[久松彰彦]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 07 May 2020 15:00:42 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[坐禅(座禅)]]></category>
		<category><![CDATA[曹洞宗]]></category>
		<category><![CDATA[本]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://zenkatsu.site/?p=5280</guid>

					<description><![CDATA[スポンサードリンク 坐禅と坐禅の合間に行う、経行きんひんというものがあります。歩く坐禅とも呼ばれ、非常にゆっくりと歩くのですが、慣れていないとどうしても身体がふらついてしまいます。そうならないようにはどうすれば良いのか。ある1冊の本をヒント…]]></description>
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<p>坐禅と坐禅の合間に行う、<ruby>経行<rt>きんひん</rt></ruby>というものがあります。歩く坐禅とも呼ばれ、非常にゆっくりと歩くのですが、慣れていないとどうしても身体がふらついてしまいます。そうならないようにはどうすれば良いのか。ある1冊の本をヒントに考えていきます。</p>
<h1></h1>
<h2>経行とは</h2>
<p>経行とは、歩く坐禅とも呼ばれます。経という字に「縦」の意味があるように、真っ直ぐ歩くものです。臨済宗では走るようにしてこの経行の時間を過ごすということも言われているようですが、曹洞宗ではゆっくり歩きます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>歩くペースですが、一息半歩（いっそくはんぽ）と言われ、一息で足（の甲）の半分ほど前に出すというのが習わしになっています。<span>具体的なやり方としては、<strong>息を吸いながら足を上げ、その足が接地し、息を吐きながら徐々に体重を移していく</strong>という説明がなされることが多いようです。</span>この一息も坐禅中の呼吸を意識しなさいと言われます。呼吸をゆっくり行うのに伴い、歩くのもゆっくりになります。</p>
<p><span> </span></p>
<p>坐禅堂（僧堂）の隣には経行廊下というものが設置されていて、経行は元々はそこで行われていたようです。現在の経行は修行道場でも坐禅堂にて行われています。</p>
<h2>1冊の本との出会い</h2>
<p>修行道場ではほぼ毎日のように経行を<span>10</span>分は行うのですが、一般の方はあまり機会がなく、なかなか慣れないこと多いでしょう。以前関わっていた坐禅会の参加者の方から<strong>「経行をしていると体がふらついてしまう」</strong>ということを言われ他のですが、その時は「慣れです」程度しか答えられず、歯がゆさを感じていました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>普段の日常では歩いている時に体がふらつくというのはあまり経験しないことです。ある程度の速さで走れば安定しますし、忙しい毎日の中ではなるべく速く歩こうとすることもあり、余計ふらつきは無くなります。しかし、そうした習慣のある人ほど、その速度を落とした時に体が安定しなくなるものです。自転車も漕いでいる内は安定しますが、速度が遅くなると安定感が失われます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そのような中で出会ったのがある一冊の本です。それは<strong>メアリー・ボンドさんの『感じる力でからだが変わる 新しい姿勢のルール』</strong>です。ロルフィングという体へのアプローチを元にした本なのですが、ここでは歩くことについて非常に丁寧に説明がされていました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>その説明は歩くことについてはもちろん、経行中に体がふらつかないようにする上でも有益なもののように思われます。全てご紹介したいのですが、ここではその中でも3つのこと、「足と指のライン」「体重移動とプッシュ」「アウェアネスを持つ」を取り上げていきます。</p>
<h3>足と指の間のライン</h3>
<p>まず、<span>、<strong>息を吸いながら足を上げ、その足が接地し、息を吐きながら徐々に体重を移していく</strong>というのが経行でなされる説明だということを最初にお伝えしましたが、</span>一口に足に体重を乗せていくといっても、どういう風に足を乗せていけば良いのか分かりません。以前ある方に話を伺った時は、足全体に「べたー」っと乗せると言われましたが、いまいちイメージが湧きませんでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この本で紹介されているのは、重要なのは<strong>踵かかとから人差し指にかけてのライン</strong>です。体重移動がこのラインの外側で行われているのか、それとも内側で行われているか。それが外側だろうと内側だろうと「足からのサポートが不十分」だというのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>実際に踵から人差し指のラインに対してどのように体重移動をしているのか意識してみたところ、私は完全に内側になっていました。足の親指が大事という話をどこかで聞き、そのようにしていたのですが、なんとなく体がぎこちない感じになっていました。ふくらはぎに力が入り、<strong>自分でストッパーをかけているような感じ</strong>がしていたのです。</p>
<p>反対にこのラインから外側を通るように意識してみると、今度は足の指が浮いてきてしまいます。これも足の余計な力を使い、思うように足が運べない感覚になりました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そして、この「踵と人差し指」のライン上で体重移動意識してみたところ、違和感が減り、また足の指がしっかりと地面に着く感覚を得ることができました。無駄な筋肉を使っているような感覚も少なくなったように思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ただ、あまりこのライン上にこだわり過ぎるのもよくないかもしれません。ただ、単に「体重移動していく」と言われてもよく分からないという人にはおすすめです。いきなり自分の体重移動がどのようになっているのかを理解するのは難しいですが、踵から人差し指のラインに対してどうなっているのか、というは比較的分かりやすいのではないでしょうか。</p>
<h3>体重移動とプッシュ</h3>
<p>次がプッシュです。文字通り、押すということです。足を前に出す時は、足を上げて残った足が地面を押す（蹴る）ことによって前に進むことができる。これは十分な体重移動が前提となっていますが、経行ではこれが意外とできていないことが多いようです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>経行の際は動きが小さい分、<strong>片方の足を出すときは、足を上げることばかり意識がいきがちになります</strong>。右足を半歩出して、次に左足を上げる時、完全に右足に体重が移りきっていないのに左足だけ出してしまうような状況です。方足に完全に体重が乗り、自然と足がプッシュされ、反対の足が上がり、前に半歩進む。こういった流れになる方が良いと言えるでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>実際にこれを意識すると、足を運ぶ際の体の安定感が増しました。足をすぐにつけなくては落ち着かないような感じも減ったようです。呼吸との連動もより心地の良いものに感じられました。余計な力が入らなくなったからなのでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span>足を上げる際にふらつく、という場合は<strong>息を吸いながら足を上げるのではなく、息を吸いながら残す側の足を押す、プッシュするという感覚</strong>で取り組んでみてはどうでしょうか。もちろん強引に押すのではなく、自然と押す感覚になるようなところまで体重移動ができていることが前提です。プッシュに余計な力がかかってしまうのであれば、それは体重移動が不十分なのかもしれませんね。</span></p>
<h3>アウェアネスを持つ</h3>
<p>経行のような小さな動きをする時、<strong>思わず上半身を強張らせている</strong>こともあるようです。上半身が強張るとバランスの維持が難しくなるため、ふらつきが生じてくることもあります。体を安定させるには上半身の力みが必要であると考えてしまいますが、それは<strong>不要な場合がほとんど</strong>です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>これに有効だと思われるのが、自分の体がどうなっているのかを感じることです。<strong>「身体のアウェアネス</strong>」と言われているものです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>先ほどは「踵と人差し指のライン」だけが問題になっていましたが、それ以外にも脛の筋肉、太ももの前側の筋肉、背中、首の後ろ、肩など<strong>様々なところが連動して「歩く」という行為につながっています</strong>。それは歩幅が狭い経行においても同じです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>体重移動を始めた時、またしつつある時、完了する手前、<strong>その時その時に自分の身体がどのような状態になっているのか</strong>を感じていきます。まずは足からやると良いでしょう。足の裏から脛、太ももの前、お尻など、足の筋肉の充実や動きを感じてみます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>次に上半身はどうなっているでしょうか。首の後ろ、肩、背中が歩くたびに動きます。そのなかで、無理な力が入っていることに気づくかもしれません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>自分の状態がどうなっているのかを感じることで、そこの強張りが緩んでくるのが不思議です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ただ、いきなり「感じろ」と言われても難しいので、本では紹介されていませんが、実際に肩に触れてみたり、届くのであれば背中に手を当ててみても良いかもしれません。家族やパートナーと一緒にいる方は、互いに触れて教え合うのも有効だと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、身体が強張っているとしても、「これはダメだ」「緩め！」と思ってもなかなか上手くいかないものです。まずは自分の状態を感じ、知り、静かに呼吸をしながら「待つ」姿勢が大切でしょう。</p>
<h1></h1>
<h2>まとめ</h2>
<p>この記事では『感じる力でからだが変わる 新しい姿勢のルール』という1冊の本から経行について考えてみました。取り上げたのは<strong>踵から人差し指へのラインを意識する</strong>こと、足を上げるのではなく、むしろ<strong>プッシュ</strong>する感覚、<strong>体の状態を感じること（身体のアウェアネス）</strong>の３つでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もちろん経行中は全くふらついてはいけないというものでもないでしょう。ただ、ふらつくというのは体が何かしら不要な力を入れていたり、上手く機能していないことのサインにもなっています。「経行が下手だ」などと考えずに、ふらつきも体からの送られる1つのメッセージだと思ってください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>坐禅もオンラインで行うことが増え、経行の機会はあまりないかもしれません。しかし、自粛の中こそ一歩一歩を丁寧に行ってみるチャンス。遠くまで行くことが憚られる中、<strong>小さな一歩の智慧</strong>を深めてみてはいかがでしょうか。</p>
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			</item>
		<item>
		<title>このマンガを読んでほしい②～松本零士「天使の時空船」</title>
		<link>https://zenkatsu.site/archives/5168</link>
					<comments>https://zenkatsu.site/archives/5168#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[久保田智照]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 30 Apr 2020 15:00:28 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[エンタメ]]></category>
		<category><![CDATA[本]]></category>
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					<description><![CDATA[スポンサードリンク 禅活のマンガ番長こと久保田によるおすすめマンガ紹介記事。 「このマンガを読んでほしい」。 前回は「三丁目の夕日」をご紹介いたしました。 第2回目となる今回は、日本SFマンガ界の巨匠、 松本零士先生（以下、敬称略）による「…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>スポンサードリンク</p>
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<p>禅活のマンガ番長こと久保田によるおすすめマンガ紹介記事。</p>
<p>「このマンガを読んでほしい」。</p>
<p>前回は「三丁目の夕日」をご紹介いたしました。</p>
<p>第2回目となる今回は、日本SFマンガ界の巨匠、</p>
<p>松本零士先生（以下、敬称略）による<span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker y"><strong>「天使の時空船～レオナルド・ダ・ヴィンチの伝説」（全7巻）</strong></span>をご紹介いたします。</p>
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<h2>松本零士のマンガ</h2>
<p>松本零士のマンガというと、真っ先に思い浮かべられるのは、</p>
<p><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker y">「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道９９９」</span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker y">「キャプテンハーロック」</span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker y">「クイーンエメラルダス」</span></p>
<p>などの、<span style="font-size: 14pt;"><strong>SFマンガ</strong></span>でしょう。</p>
<p><span style="background-color: #ffffff; font-size: 16px;">宇宙の彼方イスカンダル……</span></p>
<p><span style="background-color: #ffffff; font-size: 16px;">果て無き銀河の終着駅……</span></p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt;">無限に広がる大宇宙</span></strong>を舞台に繰り広げられる、</p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>圧倒的スケールの物語</strong></span>に魅了されたという人は少なくないことでしょう。</p>
<p>いつ終わるとも知れない、<span style="font-size: 14pt;"><strong>ロマン</strong></span>にあふれた無限の旅路。</p>
<p><span class="sc_marker red">松本零士の描く宇宙とその物語は、</span></p>
<p><span class="sc_marker red"><span style="font-size: 14pt;">時に切なく、時に激しく</span>、</span></p>
<p><span class="sc_marker red">さながら一人の人間の人生を味わっているような感動を与えてくれます。</span></p>
<div id="attachment_5228" style="width: 310px" class="wp-caption alignnone"><img aria-describedby="caption-attachment-5228" loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/04/d2610-196-733007-1-min-300x146.jpg" alt="" width="300" height="146" class="wp-image-5228 size-medium" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/04/d2610-196-733007-1-min-300x146.jpg 300w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/04/d2610-196-733007-1-min.jpg 650w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /><p id="caption-attachment-5228" class="wp-caption-text"><a href="https://leijisha.jp/">公式HP</a>より</p></div>
<p>松本マンガの魅力はそれだけではありません。</p>
<p>作品中に登場する宇宙船や、「ザ・コクピット」に描かれる実在兵器など、</p>
<p><span style="font-size: 14pt;" class="y sc_marker"><strong>命の通った緻密なメカの描写</strong></span>は、</p>
<p>他ではなかなか見ることができません。</p>
<p>特に銀河鉄道999のコックピットに代表される、</p>
<p>計器類のカッコよさは</p>
<p><span class="sc_marker y"><strong><span style="font-size: 14pt;">「松本メーター（零士メーター）」</span></strong></span></p>
<p>なる言葉まで生み出しました。</p>
<div id="attachment_5227" style="width: 244px" class="wp-caption alignnone"><img aria-describedby="caption-attachment-5227" loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/04/916tvSMpR1L._AC_SX342_-min-234x300.jpg" alt="" width="234" height="300" class="wp-image-5227 size-medium" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/04/916tvSMpR1L._AC_SX342_-min-234x300.jpg 234w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/04/916tvSMpR1L._AC_SX342_-min.jpg 342w" sizes="(max-width: 234px) 100vw, 234px" /><p id="caption-attachment-5227" class="wp-caption-text"><a href="https://www.amazon.co.jp/%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E9%9B%B6%E5%A3%AB%E7%94%BB%E6%A5%AD60%E5%91%A8%E5%B9%B4%E8%A8%98%E5%BF%B5-%E9%8A%80%E6%B2%B3%E9%89%84%E9%81%93999-%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-Blu-ray-BOX-7/dp/B00GHQIFH6/ref=pd_aw_sbs_74_16?_encoding=UTF8&amp;pd_rd_i=B00GHQIFH6&amp;pd_rd_r=fdb87e4d-861c-42c2-a18d-bde328ad6554&amp;pd_rd_w=QnWln&amp;pd_rd_wg=Utjnx&amp;pf_rd_p=bff3a3a6-0f6e-4187-bd60-25e75d4c1c8f&amp;pf_rd_r=WPA1077HG04TMQ8J2ZGZ&amp;psc=1&amp;refRID=WPA1077HG04TMQ8J2ZGZ">Amazon商品ページ</a>より</p></div>
<p>さらには宇宙戦艦ヤマトの森雪や、</p>
<p>銀河鉄道999のメーテルなど、</p>
<p><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker y"><strong>エロティックで、</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker y"><strong>ミステリアスで、</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker y"><strong>時に母性を感じさせるヒロインたち</strong></span>の魅力も、</p>
<p>松本マンガに欠かせない要素です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>物語のスケール、</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>メカの描写、</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>ヒロインの魅力……</strong></span></p>
<p>これらだけでも松本マンガは充分に魅力的です。</p>
<p>ですが……</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 14pt;">ここで断言します！</span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;">松本作品の本当の魅力は、そこではありません！</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>松本作品の魅力は……</p>
<p><span class="sc_marker y">登場人物たちの<span style="font-size: 18pt;"><strong>「生きざま」</strong></span>です！</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>特にその魅力を色濃く反映しているのが、</p>
<p><span style="font-size: 14pt;">ボロアパートの四畳半でたくましく生きる住民たち</span>を描いた、</p>
<p><span style="background-color: #ffffff; font-size: 16px;"><span style="font-size: 14pt;">「男おいどん」「元祖大四畳半大物語」</span></span></p>
<p><span style="background-color: #ffffff; font-size: 16px;"><span style="font-size: 14pt;">「大純情くん」「恐竜荘物語」</span>など、</span></p>
<p><span style="font-size: 16px;">いわゆる<span style="font-size: 18pt;"><strong>四畳半モノ</strong></span>と呼ばれる作品群です。</span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker red">ちっぽけな生活空間に希望と夢とロマンを詰め込んだ四畳半モノ</span><span style="font-size: 16px;">こそ、</span></p>
<p><span style="font-size: 16px;"><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker red">松本零士を語る上で決して外せない</span>作品であると言えるでしょう。</span></p>
<div id="attachment_5230" style="width: 310px" class="wp-caption alignnone"><img aria-describedby="caption-attachment-5230" loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/04/slide2-min-300x208.png" alt="" width="300" height="208" class="wp-image-5230 size-medium" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/04/slide2-min-300x208.png 300w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/04/slide2-min-768x533.png 768w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/04/slide2-min-1024x711.png 1024w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/04/slide2-min.png 1249w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /><p id="caption-attachment-5230" class="wp-caption-text"><a href="https://leijisha.jp/">公式HP</a>より</p></div>
<p>つまり、</p>
<p>松本零士のマンガの魅力とは……</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong>どんな時代にあっても、</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong>どんなに不遇でも、</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong>押し入れのパンツにキノコが生えようとも、</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong>力強く！</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong>愉快で！</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong>暖かい！</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;" class="sc_marker red"><strong>SFとメカとエロに彩られた、</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;" class="sc_marker red"><strong>豪快な人間マンガ！</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong>それが松本マンガです！</strong></span></p>
<h2>「天使の時空船～レオナルド・ダ・ヴィンチの伝説」ストーリー紹介</h2>
<p>さて、今回ご紹介する<span style="font-size: 14pt;"><strong>「天使の時空船」</strong></span>。</p>
<p>作者の松本零士さんは60年以上マンガを描かれており、</p>
<p><span class="sc_marker blue">「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」</span></p>
<p><span class="sc_marker blue">「ザ・コクピット」など、</span></p>
<p><span class="sc_marker blue">大ヒットを飛ばした作品がある一方で、</span></p>
<p><span class="sc_marker blue">掲載誌や、扱うテーマの関係上、</span></p>
<p><span class="sc_marker blue">あまり知られていない作品もあります。</span></p>
<p>そしてこの「天使の時空船」も、</p>
<p><span style="font-size: 14pt;">恐らくは、埋もれてしまったものの一つ</span>。</p>
<p>数ある松本零士のマンガの中で<strong><span style="font-size: 14pt;">久保田がもっとも好きな作品</span></strong>なだけに、今回は何とかしてその魅力をお伝えしたいと思っています。</p>
<p>まずは、あらすじのご紹介から。</p>
<blockquote><p>SFコミック界の巨星・松本零士が天才レオナルド・ダ・ヴィンチの謎多き生涯に挑戦する!!<br />
幾世紀もの未来。人類の生存する大銀河系は宇宙の「崩壊断面」へ遭遇していた。<br />
そこからすべり落ちれば「無の暗黒」へ飲み込まれすべてが終わる……。<br />
破滅までに残された時間はあと30年！<br />
リサーチの結果、これを救える人物はアインシュタインでもキューリーでもフォンブラウンでもなく、天才レオナルド・ダ・ヴィンチのみ！<br />
1452年夏、寒村ヴィンチを飛んでいた“蚊”の吸った血液から「彼」を再生させるプロジェクトが、ミナミ教授指揮のもと行われようとしていた。<br />
ミナミ教授の考えに反対するマミア・ルナ・螢子（けいこ※螢の文字虫→火）は、計画実行の直前、復元機（レプリカートパンドラ）を破壊し時空船（タイムクルーザー）でレオナルド・ダ・ヴィンチの生きていた時代へ向かう。<br />
彼女はレオナルドのそばでそのすべてを学び、もう一度未来に戻ると言うのだが……。</p>
<p style="text-align: right;">（<a href="https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A9%E4%BD%BF%E3%81%AE%E6%99%82%E7%A9%BA%E8%88%B9-%EF%BC%881%EF%BC%89-%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E9%9B%B6%E5%A3%AB-ebook/dp/B012NWOT9U">Amazon商品ページ</a>：第一巻あらすじより）</p>
</blockquote>
<p>いかがでしょうか。</p>
<p>私ほどの松本零士ファンになると、</p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong>「タイムトラベルに歴史ロマン！しかも、宇宙の崩壊断面だって！？まさに松本零士の髄の髄じゃないか！なんてこった！ワクワクが止まらないぜ！」</strong></span></p>
<p>と、感じてしまうところなのですが、</p>
<p><span style="font-size: 16px; background-color: #ffffff;">はっきり言ってこれだけでは、</span></p>
<p><span style="font-size: 16px; background-color: #ffffff;">SFに親しみのない人にとっては</span></p>
<p><span style="font-size: 16px; background-color: #ffffff;"><span style="font-size: 14pt;">何のことやらさっぱりわからない</span>と思います。</span></p>
<h2>「天使の時空船」の魅力</h2>
<p>あらすじではまったく伝わらないと思いますが、</p>
<p>ともあれ<span style="font-size: 14pt;">「天使の時空船」は出色のSF作品</span>です。</p>
<p><span style="font-size: 16px; background-color: #ffffff;">記事の初めに、<span style="font-size: 14pt;">松本マンガの魅力</span>を長々と紹介しましたが、</span></p>
<p><span style="background-color: #ffffff; font-size: 16px;">その<span class="sc_marker y"><strong><span style="font-size: 14pt;">すべてが「天使の時空船」の隅から隅までぎっしりと詰め込まれている</span></strong></span>のです。</span></p>
<p>過去、現在、未来……あらゆる時空を越えて展開される<span style="font-size: 14pt;"><strong>物語のスケール</strong></span>。</p>
<p>時空船などの<span style="font-size: 14pt;"><strong>メカ</strong></span>の描写。</p>
<p>天才レオナルドの生涯を見守る登場人物たちが織りなす<span style="font-size: 14pt;"><strong>ストーリー</strong></span>。</p>
<p>そして、それぞれに<span style="font-size: 16px;">事情を持った登場人物たちの<span style="font-size: 14pt;"><strong>「生きざま」</strong></span>。</span></p>
<p>これだけ揃っているマンガが面白くないわけがありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>さらに、おそらくはこの作品、作者の松本零士さんは<span style="font-size: 14pt;"><strong>「相当ノリノリ」</strong></span>で書いていたと久保田は考えています。</p>
<p>作中に松本零士さん自身が頻繁に登場するのもその証拠と言っていいでしょう。</p>
<p>マンガを描いている作者さんが、どのようなテンションで作品をしたためているのか。</p>
<p>これはかなり重要な要素で、敏感な読者にはそれが何となく伝わるものですし、</p>
<p><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker red"><strong>作者さんが楽しんで書いているモノは、やはり面白くなるケースが多いと思います。</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、松本零士のマンガは、どちらかと言うと</p>
<p><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker y"><strong>「男の子向け」な作品が多い</strong></span>のですが、</p>
<p>この作品は、</p>
<p><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker y"><strong>ヒロイン目線で語られることが多く</strong></span>、</p>
<p>女性が読んでも楽しめるような内容となっています。（もちろん好みはありますが）</p>
<p>内容的に、松本零士のマンガを初めて読む！という方には伝わりづらい部分も多いかと思うのですが、</p>
<p><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker red"><strong>「松本零士のマンガは好きだが、これは知らなかった」</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker red"><strong>という方には、是非読んでいただきたい作品です。</strong></span></p>
<h2>読む際の注意点→大人になるな！</h2>
<p>最後に、読む際の注意点をひとつ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong>「大人になるな！」</strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>これは<span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker y"><strong>「天使の時空船」に限らず、どのマンガを読む際にも言えること</strong></span>です。</p>
<p>子どもの頃に大好きだった作品が、</p>
<p>大人になるとその<span style="font-size: 14pt;"><strong>「粗さ」</strong></span>が目に付いて楽しめなくなる</p>
<p>ということは、ままあります。</p>
<p><span style="font-size: 14pt;">セリフの文法や、イントネーションがおかしい。</span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;">理論が間違っている。</span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;">細かい作画崩壊。</span></p>
<p>特段意識しているというわけでもないのに、</p>
<p>つい目についてしまう、作品の<span style="font-size: 14pt;"><strong>「粗」</strong></span>。</p>
<p>これらは、作品を楽しむ際の、いわば<span style="font-size: 14pt;"><strong>「雑音」</strong></span>です。</p>
<p>逆に、大人になったことで無茶苦茶な理屈自体を楽しむという読み方ができる場合もありますが<del>（ゆでたまご先生の作品とか）</del></p>
<p><span style="background-color: #ffffff; font-size: 16px;"><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker blue"><strong>作品を鑑賞する際に、身に付けた知識や経験が邪魔になってしまう</strong></span>のです。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>「粗（あら）がある作品は、要するに、作りこまれていないということでしょう？」</strong></span></p>
<p>このように思う方もいるかもしれません。</p>
<p><span style="font-size: 14pt;">しかし、果たしてそれは正しいのでしょうか。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>思い返してみてください。</p>
<p>幼い頃大好きだったアニメで、敵が最後に放った必殺の一撃が、</p>
<p><span class="sc_marker y"><span style="font-size: 14pt;">「こんなこともあろうかと」</span>あらかじめ用意しておいた空間磁力メッキで跳ね返される</span>ことがあっても、</p>
<p>いきなり興ざめということにはならなかったと思います。</p>
<p>それどころか、</p>
<p><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker y">「いつもの2倍のジャンプをすればパワーも2倍になり、3倍の回転を加えればパワーも3倍になる！」</span></p>
<p>と、登場人物が確信をもってその身を投げ打ったときには、</p>
<p>「そんな、無茶な」</p>
<p>と、思うよりも、</p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong>「うおお！なんて凄いんだ！」</strong></span></p>
<p>と胸を踊らせることができたのではないでしょうか。</p>
<p><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker red"><strong>作品が「粗い」と感じてしまうのは、作者の勢いやその瞬間のインスピレーションを素直に叩きつけているから。</strong></span></p>
<p>そう考えると、<span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker red"><strong>「粗さ」は決してネガティヴなものではなくなる</strong></span>はずです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「天使の時空船」にも「ちょっと無理があるのでは？」</p>
<p>と考えたくなる箇所はありますが、</p>
<p>些細な疑問はすべて飲み込んでしまうくらいの大きな気持ちで、読み進めていただきたい。</p>
<p>このように思います。</p>
<h2>最後に</h2>
<p>とはいえ、冷静に読み返してみると、</p>
<p>この「天使の時空船」は松本零士のマンガの<span style="font-size: 14pt;"><strong>入り口</strong></span>としては、</p>
<p>相応しくないような気もしています。</p>
<p>もし、この記事を読んで、<strong><span style="font-size: 14pt;">初めて</span></strong>松本零士のマンガを読んでみようという方がおりましたら、</p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>「銀河鉄道999」</strong></span></p>
<div id="attachment_5233" style="width: 222px" class="wp-caption alignnone"><img aria-describedby="caption-attachment-5233" loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/04/61bT28sJEqL-min-212x300.jpg" alt="" width="212" height="300" class="wp-image-5233 size-medium" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/04/61bT28sJEqL-min-212x300.jpg 212w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/04/61bT28sJEqL-min.jpg 353w" sizes="(max-width: 212px) 100vw, 212px" /><p id="caption-attachment-5233" class="wp-caption-text"><a href="https://www.amazon.co.jp/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E9%89%84%E9%81%93999%EF%BC%88%EF%BC%91%EF%BC%89-%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E9%9B%B6%E5%A3%AB-ebook/dp/B012RYED8G">Amazon商品ページ</a>より</p></div>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>「ザ・コクピット」</strong></span></p>
<div id="attachment_5229" style="width: 219px" class="wp-caption alignnone"><img aria-describedby="caption-attachment-5229" loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/04/51YjX8KZhPL._SX346_BO1204203200_-min-209x300.jpg" alt="" width="209" height="300" class="wp-image-5229 size-medium" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/04/51YjX8KZhPL._SX346_BO1204203200_-min-209x300.jpg 209w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/04/51YjX8KZhPL._SX346_BO1204203200_-min.jpg 348w" sizes="(max-width: 209px) 100vw, 209px" /><p id="caption-attachment-5229" class="wp-caption-text"><a href="https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%82%AF%E3%83%94%E3%83%83%E3%83%88-1-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%9D%BE%E6%9C%AC-%E9%9B%B6%E5%A3%AB/dp/4091922511">Amazon商品ページ</a>より</p></div>
<p>あたりから始めていただくのが、無難かもしれません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>私自身、「天使の時空船」の面白さに気が付いたのは、</p>
<p>家の本棚に置いてあった単行本を、</p>
<p><span style="font-size: 14pt;">何度も何度も読み返した</span>あとのことでした。</p>
<p>複雑に入り組んだストーリーに、</p>
<p>説明不足と思える箇所もあり、</p>
<p><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker blue">決して万人受けするような作品でないのも事実</span>です。</p>
<p>また、久保田にとって「天使の時空船」が特別なのには、</p>
<p>もう一つ事情があります。</p>
<p>それは、生活圏にこのマンガを入荷している書店がとても少なく、入手が困難であったこと。</p>
<p>何店も本屋さんをめぐり、</p>
<p><span style="font-size: 14pt;">探しに探して買い求めた</span>「天使の時空船」の新刊は、</p>
<p>それがまるで、たった一つの宝物であるかのように輝いていました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker red"><strong>久保田の思い入れであり、</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker red"><strong>思い出の一冊「天使の時空船」。</strong></span></p>
<p>願わくは、このマンガがさらに多くの人によって素晴らしい出会いとなりますよう。</p>
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			</item>
		<item>
		<title>インターネット・ミーム考⑥～「絵師ガチャ」～</title>
		<link>https://zenkatsu.site/archives/4488</link>
					<comments>https://zenkatsu.site/archives/4488#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[久保田智照]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 18 Feb 2020 15:00:09 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[エンタメ]]></category>
		<category><![CDATA[ミーム考]]></category>
		<category><![CDATA[本]]></category>
		<category><![CDATA[社会]]></category>
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					<description><![CDATA[スポンサードリンク インターネットのミーム（インターネットから広まる独特の言い回しやネタ）を取り上げ、久保田が雑感を述べる「インターネット・ミーム考」。 今回のテーマは「絵師ガチャ」です。 使われ始めたのは2018年くらいからのようで、これ…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>スポンサードリンク</p>
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<p>インターネットのミーム（インターネットから広まる独特の言い回しやネタ）を取り上げ、久保田が雑感を述べる「インターネット・ミーム考」。</p>
<p>今回のテーマは<span style="font-size: 18pt;"><strong>「絵師ガチャ」</strong></span>です。</p>
<p><span style="background-color: #ffffff; font-size: 16px;">使われ始めたのは2018年くらいからのようで、</span>これまでに取り上げたミームの中でも比較的新しいものです。</p>
<p>今回はこの言葉が生まれるに至った背景や現在の出版業界の問題点などから、「絵師ガチャ」について考えていきます。</p>
<h2>個人による創作活動がしやすい時代</h2>
<p>携帯電話が普及し、パソコンやインターネットの利用が当たり前になった現代。</p>
<p>それによる<span style="background-color: #ffffff; font-size: 16px;">様々な</span><span style="font-size: 16px;">新しい問題も発生しておりますが、私たちはその恩恵を大いに受けながら生活しています。</span></p>
<p>その恩恵の中で、この「絵師ガチャ」という言葉の登場と関連深いのが、<span style="font-size: 14pt;"><strong>「個人による情報発信の容易化」や「一般有志による創作活動の活発化」</strong></span>です。</p>
<p><span class="sc_marker red">リアルな感情描写が多くの共感を集めた<span style="font-size: 14pt;"><strong>「恋空」</strong></span>はモバイルの小説投稿サイト</span>を介して広まりました。</p>
<p>携帯電話がスマートフォンへと移り変わるに従い、当時人気を集めた小説投稿サイトは閉鎖したり、移転したりしましたが、個人による投稿は今でも活発に行われています。</p>
<p>いや、むしろ、<span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker y"><strong>現在の方が活発に行われている</strong></span>と言っても過言ではないかもしれません。</p>
<p>大型小説投稿サイト<strong>「小説家になろう」</strong>や、KADOKAWAが運営する<strong>「カクヨム」</strong>などでは、日夜多くの小説が生み出されアップロードされ続けています。</p>
<p>そして、<span class="sc_marker y" style="font-size: 14pt;">一定以上の人気を集めたものや、コンテストで賞を獲得したものは、すぐさま出版され、売れ行きが良ければコミカライズ、アニメ化とメディアミックスされていきます。</span></p>
<p>例えば……</p>
<p><strong>「Re:ゼロから始める異世界生活」</strong></p>
<p><strong>「転生したらスライムだった件」</strong></p>
<p><strong>「ログ・ホライズン」</strong></p>
<p><strong>「この素晴らしい世界に祝福を」</strong></p>
<p>これらはいずれも「小説家になろう」に投稿され、アニメ化までされた人気作品です。</p>
<p>書店や大型ビジョンの広告などで目にする機会もありますから、ご存じの方も多いのではないでしょうか。</p>
<p><span style="font-size: 18pt;" class="sc_marker y">趣味の創作が出版社の目に留まり大ヒット……。</span></p>
<p>そんなわかりやすいサクセスストーリーを求めて小説が投稿され続けているわけですが……。</p>
<p>正直なところ、今は<span class="sc_marker red"><span style="font-size: 18pt;"><strong>「とにかく出版しとけ、数打ちゃ当たる」</strong></span><strong>状態</strong></span>になっているように思います。</p>
<p><span style="background-color: #ffffff; font-size: 16px;"><span style="font-size: 14pt;"><strong>出版不況</strong></span>が叫ばれる中にあって、</span>多種多様な人の手によって<span style="font-size: 14pt;"><strong>「使いやすい」原作</strong></span>が次々に出てくるという状況。</p>
<p>近年の投稿サイト原作書籍の乱発には、<span class="sc_marker y"><strong><span style="font-size: 14pt;">とにかく手数を多くしてヒット作を生み出して利益を上げたい</span></strong></span>……そんな出版社の思惑があるのではないでしょうか。</p>
<h2>あふれる原作と「絵師」</h2>
<p>さて、こうしたいわゆる「ラノベ」やコミックを出版する際に必要になるのが<span style="font-size: 18pt;"><strong>「イラスト」</strong></span>です。</p>
<p>表紙や挿絵、広告用など「イラスト」の需要は常にあります。</p>
<p>限られた予算の中で、多くの書籍を出版しようとした場合、イラストをどうするのか。</p>
<p>名の知れた絵師を起用すれば、本は売れるでしょうが予算がかかります。</p>
<p>また同じ絵師のイラストばかりが巷にあふれるようになっては、いずれ飽きられてしまうでしょう。</p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>低予算かつ、オリジナリティのあるイラスト</strong></span>を調達するにはどうすればよいか。</p>
<p>答えは簡単。</p>
<p>原作をインターネット上の投稿サイトから調達したなら<span style="background-color: #ffffff; font-size: 16px;">ば、<span style="font-size: 14pt;"><strong>イラスト</strong></span></span><span style="font-size: 14pt;"><strong>もインターネットから調達すればよい</strong></span><span style="font-size: 16px;">のです。</span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>twitter</strong></span>や<span style="font-size: 14pt;"><strong>pixiv</strong></span>、これらは<strong>在野の絵師の宝庫</strong>です。</p>
<p>たまたま目に留まった絵師に、イラストを依頼する。</p>
<p>そうすれば予算は抑えられ、特徴的なイラストを選べばオリジナリティも担保されます。</p>
<p>しかし、当然のことながら<span style="font-size: 14pt;"><strong>絵には上手い下手が存在</strong></span>します。</p>
<p><span style="background-color: #ffffff; font-size: 16px;">中には</span><span style="font-size: 16px; background-color: #ffffff;"><span style="font-size: 14pt;"><strong>素人目に見ても「ひどい」と思ってしまう絵が小説のイメージイラストになってしまう場合</strong></span>もあるのです。</span></p>
<p>キャラクターの書き分けができていなかったり……</p>
<p><img loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/02/かきわけ-min-300x190.png" alt="" width="300" height="190" class="alignnone size-medium wp-image-4561" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/02/かきわけ-min-300x190.png 300w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/02/かきわけ-min-768x486.png 768w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/02/かきわけ-min-1024x648.png 1024w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/02/かきわけ-min.png 1844w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>顔のパーツが真ん中に寄りすぎていたり……</p>
<p><img loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/02/image-min-300x207.png" alt="" width="300" height="207" class="alignnone size-medium wp-image-4562" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/02/image-min-300x207.png 300w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/02/image-min-768x530.png 768w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/02/image-min-1024x707.png 1024w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/02/image-min.png 1630w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p><strong>原作の良し悪しよりも先に目についてしまうのが、絵の良し悪し</strong>です。。</p>
<p>皆さんはCDの「ジャケ買い」をした経験はありますか？</p>
<p><strong>内容を知らずに購入を検討する場合、<span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker y">「タイトル」と「絵」が重要なファクター</span></strong>となります。</p>
<p>つまり「絵師ガチャ」とは。</p>
<p><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker red"><strong>「出版された小説が売れるかどうかはイラスト担当者の腕しだい」</strong></span>という状況と<span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker red"><strong>「どんな絵師が担当になるかは運しだい」</strong></span>という状況を、<span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker blue"><strong>何が出てくるかわからない「ガチャガチャ」</strong></span>になぞらえた言葉なのです。</p>
<h2>「絵師ガチャ」の本質</h2>
<p><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker y"><strong>たとえどれほど優れた原作だったとしても、画力の高い絵師が味方に付かなければ正当な評価を得られない。</strong></span></p>
<p>書籍が売れなければ、続編も望むことはできません。</p>
<p>「絵師ガチャ」という言葉は、ある作家さんが現状を嘆いて使い始め、その後ネット上で広まりました。</p>
<p>この言葉からは、まるで<span style="font-size: 14pt;"><strong>絵師さんだけが使い捨ての商材であるかのような印象</strong></span>を受けます。</p>
<p>しかし作家さんが「絵師ガチャ」を嘆く裏で、<span class="sc_marker red">本当に行われているのは、出版社による<span style="font-size: 18pt;"><strong>「絵師ガチャ」</strong></span>と<span style="font-size: 18pt;"><strong>「作家ガチャ」</strong></span></span>だと私は思います。</p>
<p>ガチャガチャを回してフィギュアを獲得し、それが気に入れば大切にし、<span style="font-size: 14pt;"><strong>気に入らなければポイ捨て</strong></span>する。</p>
<p>出版社による<span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker y"><strong>クリエイター（もしくはクリエイターの卵）の大量消費</strong></span>という現実の、片方の側面が「絵師ガチャ」なのではないでしょうか。</p>
<p><img loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/02/えしがちゃさっかがちゃ-min-300x170.png" alt="" width="411" height="233" class="alignnone  wp-image-4563" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/02/えしがちゃさっかがちゃ-min-300x170.png 300w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/02/えしがちゃさっかがちゃ-min-768x435.png 768w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/02/えしがちゃさっかがちゃ-min-1024x580.png 1024w" sizes="(max-width: 411px) 100vw, 411px" /></p>
<p>確かに<span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker y blue"><strong>「絵師ガチャ」と「作家ガチャ」は出版業界における、優秀で新しいビジネスモデルなのかも</strong></span>しれません。</p>
<p>しかし、<span style="font-size: 14pt;"><strong>「作家」も「絵師」も、ガチャガチャの</strong><strong>景品ではなく、一人の人間</strong></span>です。</p>
<p><span style="background-color: #ffffff; font-size: 16px;">「ガチャ」の景品のように、アタリ・ハズレで価値が決められるものではありません。</span></p>
<p><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker y"><strong>一人の人間が景品に例えられてしまう今の状況が健全であるとは、私にはどうしても思えない</strong></span>のです。</p>
<h2>浪費されていく才能</h2>
<p>皆さんは<span style="font-size: 18pt;"><strong>「蟲毒」</strong></span>をご存じでしょうか。</p>
<p>簡単に説明すると、<span style="font-size: 14pt;"><strong>密閉した容器に毒虫を詰め込んで、生き残ったものを最強の毒虫として呪術や暗殺に用いるというもの</strong></span>です。</p>
<p><img loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/02/こどく-min-300x175.png" alt="" width="300" height="175" class="alignnone size-medium wp-image-4564" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/02/こどく-min-300x175.png 300w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/02/こどく-min-768x449.png 768w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/02/こどく-min-1024x599.png 1024w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2020/02/こどく-min.png 1924w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>実は「小説家になろう」をはじめとする<span style="font-size: 14pt;"><strong>ネット小説業界の現状は、この蟲毒に例えられることがあります</strong></span>。</p>
<p>毒虫（作家）を一つ所に集めて、喰らい合わせ、殺し合わせ……</p>
<p><strong><span class="sc_marker red">残ったものだけに価値がある。</span></strong></p>
<p>多くの<strong>作家も絵師も、過当競争の中で埋没</strong>し、残ったものだけが創作活動に携わることができる。</p>
<p>しかし、<span style="font-size: 14pt;"><strong>週刊連載のマンガで、たった一年で絵が劇的に上手になることがある</strong></span>ように……<span style="background-color: #ffffff; font-size: 16px;"><span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker red"><strong>才能は育てるもの</strong></span>だと思います。</span></p>
<p>ネット小説業界の「蟲毒」はこの才能の芽を摘んでしまってはいないでしょうか。</p>
<h2>掛け替えのないもの</h2>
<p>私は書籍というものを、本当に特別で貴重なものだと考えています。</p>
<p>作家さん、絵師さん、編集者さん、多くの人が携わり、知恵を出し合い、ようやく日の目を見る。</p>
<p>いわば、<span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker y"><strong>書籍は</strong><strong>掛け替えのないご縁によって生み出された唯一無二の存在</strong></span>です。</p>
<p>しかるに、「絵師ガチャ」「作家ガチャ」が横行するネット小説業界の現状はどうでしょうか。</p>
<p>自分にとって都合の良いものだけを大切にし、他は切り捨ててしまう。</p>
<p>そんなことが許されてよいのでしょうか。</p>
<p>自分とつながったご縁を大切にし、育てていくというあり方。</p>
<p>かつて、出版社と作家、編集者と作家はそのような関係を築いていたのではないでしょうか。</p>
<p><span style="font-size: 14pt;"><strong><span class="sc_marker y">ネットが発達し、出版のハードルが下がった現在でも、一冊の書籍に多くの人が携わっているということは変わりません。</span></strong></span></p>
<p>あらためて、一冊一冊を大切に出版してほしいと思うのです。</p>
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		<title>【僧侶的よろずレビュー#6】拝啓 元トモ様</title>
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					<comments>https://zenkatsu.site/archives/2529#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[西田稔光]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 30 Jul 2019 15:00:58 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[HIPHOP]]></category>
		<category><![CDATA[エンタメ]]></category>
		<category><![CDATA[ラップ]]></category>
		<category><![CDATA[僧侶的よろずレビュー]]></category>
		<category><![CDATA[本]]></category>
		<category><![CDATA[連載]]></category>
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					<description><![CDATA[スポンサードリンク 不定期更新企画【僧侶的よろずレビュー】。 ここでは禅活-zenkatsu-メンバーが触れた本・映画・食べ物などなど、ジャンルを問わずご紹介していきます。 前回は初めて映画をご紹介しましたが、今回は再び本。 ブックレビュー…]]></description>
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<p>不定期更新企画<strong>【僧侶的よろずレビュー】。</strong></p>
<p>ここでは禅活-zenkatsu-メンバーが触れた本・映画・食べ物などなど、ジャンルを問わずご紹介していきます。</p>
<p>前回は初めて映画をご紹介しましたが、今回は再び本。</p>
<p>ブックレビューにならないようにアンテナ広げなれば（汗）</p>
<p>さて、#6となる今回ご紹介するのは、人気ラジオ番組の企画から書籍化された<span style="font-size: 14pt;" class="sc_marker red"><strong>「拝啓 元トモ様」</strong></span>という一冊。</p>
<p>元カレでもなく元カノでもなく、<strong>元トモ</strong>。</p>
<p>つまり、疎遠になってしまった友人について語られるわけです。</p>
<p>心のどこかに存在すら忘れられた記憶の扉が開く一冊を、今回はご紹介いたします。</p>
<h2>タマフル＆アフ６</h2>
<p>まずはこの本の出自となるラジオ番組についてご紹介します。</p>
<p>実家の部屋にテレビがなく、暇つぶしのつもりでMDコンポからFMアンテナを伸ばしてから幾年月。</p>
<p>テレビがあってもラジオ、Youtubeでもラジオ番組を聴くほどのラジオっ子になった私。</p>
<p>高校生の頃に聴き始めたTBSラジオ<strong>「伊集院光深夜の馬鹿力」</strong><span style="background-color: #ffffff; font-size: 16px;">「<strong>バナナマンのバナナムーン</strong></span><span style="font-size: 16px;">（現バナナムーンGOLD)」が、人前で話すという現在の活動の基盤となったと言っても過言ではありません。</span></p>
<p>その同局、TBSラジオで長くラジオ番組を続けて来られたのが、ラップグループ「<strong>RHYMESTER</strong>」のMC、<span class="sc_marker red"><strong>宇多丸</strong></span>氏。</p>
<div id="attachment_2530" style="width: 200px" class="wp-caption alignnone"><img aria-describedby="caption-attachment-2530" loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/07/utamaru_954press-min.jpg" alt="" width="190" height="240" class="wp-image-2530 size-full" /><p id="caption-attachment-2530" class="wp-caption-text">TBSラジオHPより</p></div>
<p>私の大好きなラッパーの一人です。</p>
<p>早稲田大学のブラックミュージックサークルでグループを結成した<strong>「文化系HIP-HOP」</strong>を自称する宇多丸氏は、トーク力や知識量、ユーモアセンスなど活かして多方面で活躍されています。</p>
<p>そんな宇多丸氏がパーソナリティを務める番組が、毎週月〜金曜の18:00から放送されているTBSラジオの「<span class="sc_marker red"><strong>アフターシックスジャンクション(通称アフ6)」</strong></span>です。</p>
<p><a href="https://www.tbsradio.jp/a6j/">番組HP</a></p>
<p>今回ご紹介する「拝啓 元トモ様」は同番組と、前身となる番組<span class="sc_marker red"><strong>「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル(通称タマフル)」</strong></span>(2007年〜2018年)で大きな反響呼んだコーナーが書籍化されたもの。</p>
<p>この<span class="sc_marker red"><strong>「疎遠になった友達〜元トモ〜」</strong></span>というコーナーでは、自分があんなに仲よかったのに気づけば疎遠になった、あるいは小さなきっかけで関係にヒビが入ったて修復不可能に…などなど、様々なケースでの<strong>「元トモ」</strong>エピソードが投稿されます。</p>
<p>実は私は、この番組自体は夕方の時間帯かつ帯番組ということで聴くことがあまりなく、このコーナーの存在も知らずにいました。</p>
<p>しかし、なんてすごいものを聞き逃していたんだ！と今では後悔しているほどです。</p>
<p>それほどに<strong>文章としても心を打ち、時にはささくれ立たせる素晴らしい内容</strong>なんです。</p>
<p>そしてそれに対する<strong>宇多丸氏や宇垣アナのコメントがまた秀逸</strong>で…。</p>
<p>心の何かに触れたのか、電車で読みながら何度かモジモジしちゃいました(笑)</p>
<p>それではここから少し、内容に触れてみましょう。</p>
<h2>元トモ色々</h2>
<p>リスナーから投稿された元トモエピソードは、文章が抜群に上手なものから、感情が全面に出ているものまで様々で、その方の世代や地域、性別などで本当に一人一人の色が異なります。</p>
<p>平成３年生まれの私はニンテンドー64で遊んでいたエピソードなどは、小学生の時に船山くんの家でホットケーキをご馳走になったことを思い出しました。</p>
<p>そして「なぜそんなことで」という小さなきっかけで疎遠になってしまった話や、当時の自分のプライドから友人の成功や優しさを受け入れられなかった話などを読み進めていくうちに、<span class="sc_marker red"><strong>幼稚園、小学校、中学校、高校と、それぞれのメインの思い出に隠れた「元トモ」との記憶の扉が開きかけるのです。</strong></span></p>
<p>そんな中で完全に開いてしまった扉もあります。</p>
<p>いや、もしかしたら開いてはいたけど見ないようにしていたのかもしれません。</p>
<p>私もここで一人元トモエピソードをご紹介します。</p>
<p><img loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/07/54734b8a33a04737329cc6909a4c65fa_s-min-300x225.jpg" alt="" width="300" height="225" class="alignnone size-medium wp-image-2532" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/07/54734b8a33a04737329cc6909a4c65fa_s-min-300x225.jpg 300w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/07/54734b8a33a04737329cc6909a4c65fa_s-min.jpg 640w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h2>元トモ・F君</h2>
<p>小学生の頃仲の良かったF君は、スポーツ万能で算数も得意、ドッジボールでは勝利をもたらす神として君臨する男の子でした。</p>
<p>一方私は<span class="sc_marker red"><strong>球技と走ること全般が苦手でゴリゴリの肥満児、BMI指数は入学と共にレッドゾーンに入っていました</strong></span>。</p>
<p>そこで私がクラスで生き残る術となったのは、ユーモアです。</p>
<p>しかし今思えばそれは<span class="sc_marker red"><strong>履き違えたユーモア、別名迷惑</strong></span>だったのです。</p>
<p>私がF君をいじり、彼がツッコミでハード目の肩パンチ、という構図を女子が笑ってくれたこともあり、私は居場所を見つけた気分でいました。</p>
<p>しかし、２クラス48人の小学校から、７クラス200人の中学校に入学した後、<strong>たまにすれ違った彼に話しかけても言葉が返ってくることはありませんでした。</strong></p>
<p>私はその時、彼にとって<strong>私のいじりやイタズラはただの迷惑に過ぎず</strong>、<strong>私は狭いコミュニティ内で「関わらざるを得ない人」になっていた</strong>ことにようやく気づいたのです。</p>
<p>あれから10年以上が経ち、別の友人の結婚式で再会した彼が私に私に言った<strong>「いや〜としくんあの頃より落ち着いてよかったよ」</strong>という一言は、長い年月をかけてあの頃の自分がようやく薄まっている、でもやはり立ち位置は変わらないということを教えてくれました。</p>
<p>まだ幼い時代、<span class="sc_marker red"><strong>トムとジェリーのような関係だと勘違いしていた私の認識の甘さが生んだ</strong></span>元トモエピソードです。</p>
<p><img loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/07/9652791be882bae125ecdf23acab6726_s-min-300x225.jpg" alt="" width="300" height="225" class="alignnone size-medium wp-image-2531" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/07/9652791be882bae125ecdf23acab6726_s-min-300x225.jpg 300w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/07/9652791be882bae125ecdf23acab6726_s-min.jpg 640w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h2>出会って別れて、変わっていく。</h2>
<p>人は、<strong>変わろうと思うなら自分の中ではなく、自分が関わってきた人間を思い出すべき</strong>だと、私は思います。</p>
<p><strong>今の「私」は人との関わりの中で構築された、いわば「他人の蓄積」でもある</strong>からです。</p>
<p>信頼し合えるようになった人、疎遠になった人、全部ひっくるめて私の体に刻まれた記憶です。</p>
<p>別れが明確な元恋人よりもずっと曖昧で、ほろ苦かったり、恥ずかしかったりする「元トモ」ともとの記憶を今、振り返ることは、思いがけない気づきをくれる場合があります。</p>
<p>この本の前書きで、宇多丸氏はこう綴っています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span class="sc_marker red"><strong><em>人間というものが、絶えず変わってゆく存在であるかぎり、人との関わり方も必然、変化・変質してゆかざるを得ない。その意味で、本書に収められた「元トモ」をめぐる物語とは、誰もが大なり小なり経験する、一種の成長のプロセスなのではないでしょうか。</em></strong></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>疎遠になってしまった人、別れてしまった人、しくじってしまった人、そういう人との関係を、現代では忘れることを解決策としたり、黒歴史として封印してしまったりします。</strong></p>
<p>皆さんも無意識のうちに厳重に鍵をかけて封印してしまった元トモの記憶はありませんか？</p>
<p>これを読んだら、そんな鍵が１つ２つ、外れるかもしれません。おすすめです。</p>
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<p>(商品ページに飛びます）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 18pt;" class="sc_marker red"><strong>☆こんな人にオススメ☆</strong></span></p>
<p><strong>・通勤などで短編を少しずつ読みたい人</strong></p>
<p><strong>・ノスタルジックな気分に浸りたい人</strong></p>
<p><strong>・封印された記憶があるような気がする人</strong></p>
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			</item>
		<item>
		<title>【僧侶的よろずレビュー#4】ゴミ清掃員の日常/滝沢秀一</title>
		<link>https://zenkatsu.site/archives/1945</link>
					<comments>https://zenkatsu.site/archives/1945#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[西田稔光]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 20 Jun 2019 15:00:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[仏教]]></category>
		<category><![CDATA[作務(掃除)]]></category>
		<category><![CDATA[僧侶的よろずレビュー]]></category>
		<category><![CDATA[本]]></category>
		<category><![CDATA[連載]]></category>
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					<description><![CDATA[スポンサードリンク &#160; 不定期更新企画【僧侶的よろずレビュー】。 ここでは禅活-zenkatsu-メンバーが触れた本・映画・食べ物などなど、ジャンルを問わずご紹介していきます。 前回は食と人間の深い関係性を学べる〈子どもの「手づか…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>スポンサードリンク</p>
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<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: left;">不定期更新企画<span class="sc_marker red"><strong>【僧侶的よろずレビュー】</strong></span>。</p>
<p>ここでは禅活-zenkatsu-メンバーが触れた本・映画・食べ物などなど、ジャンルを問わずご紹介していきます。</p>
<p>前回は食と人間の深い関係性を学べる〈子どもの「手づかみ食べ」はなぜ良いのか？〉をご紹介しました。</p>
<div class="sc_getpost"><a class="clearfix" href="https://zenkatsu.site/archives/1853" ><div class="sc_getpost_thumb post-box-thumbnail__wrap"><img src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/06/IMG_1756_Fotor-min-150x150.jpg" width="150" height="150" alt="【僧侶的よろずレビュー#4】ゴミ清掃員の日常/滝沢秀一"></div><div class="title">【僧侶的よろずレビュー#3】子どもの「手づかみ食べ」はなぜ良いのか？/山口平八 清水フサ子</div><div class="date">2019.6.14</div><div class="substr">スポンサードリンク 不定期更新企画【僧侶的よろずレビュー】。 ここでは禅活-zenkatsu-メンバーが触れた本・映画・食べ物などなど、ジャンルを問わずご紹介していきます。 前回は私が尊敬する南直哉老師の著書をご紹介しました。   今回はとある保育園の取り組みから話題になった、食育に関する本をご紹介...</div></a></div>
<p>今回は<span class="sc_marker red"><strong>ゴミ清掃員さんの知られざる苦労や意外と知らないゴミ出しのアレコレ</strong></span>を知ることができる漫画＆コラムの本をご紹介します。</p>
<h2>本の内容</h2>
<p>この本は、お笑い芸人として活動しながら、ゴミ清掃員として生計を立てている<span class="sc_marker red"><strong>マシンガンズの滝沢秀一さん</strong></span>の体験を<strong><span class="sc_marker red">妻である友紀さん</span></strong>が漫画にしたものです。</p>
<p>芸人としての収入が思うようにいかず、アルバイトとして始めたゴミ清掃員のお仕事。</p>
<p>元々は<span class="sc_marker red"><strong>「ゴミ清掃員あるある」</strong></span>としてTwitterで公開したものが反響を呼んで書籍化された本作は、柔和なタッチの絵とほのぼのしたエピソードが特徴です。</p>
<p>しかし時折見せる、夢と現実の狭間での心の動揺や、生きていくことの大変さと闘う姿には胸を打たれます。</p>
<p>ゴミ清掃員として体験した迷惑なことや嬉しいこと、様々な出会い別れ、小さな感動が描かれた一冊。</p>
<p>ここには<span class="sc_marker red"><strong>私たちが「仕事」を考える上で非常に重要な精神</strong></span>が盛り込まれています。</p>
<div id="attachment_1947" style="width: 310px" class="wp-caption alignnone"><img aria-describedby="caption-attachment-1947" loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/06/スクリーンショット-2019-06-20-21.43.24-min-300x180.png" alt="" width="300" height="180" class="size-medium wp-image-1947" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/06/スクリーンショット-2019-06-20-21.43.24-min-300x180.png 300w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/06/スクリーンショット-2019-06-20-21.43.24-min-768x460.png 768w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/06/スクリーンショット-2019-06-20-21.43.24-min.png 1014w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /><p id="caption-attachment-1947" class="wp-caption-text">Twitter:@takizawa0914</p></div>
<h2>ゴミ清掃と「作務」</h2>
<p>禅活-zenkatsu-の活動の柱でもある<strong><span class="sc_marker red">「<ruby>作務<rt>さむ</rt></ruby>」</span></strong>は<span class="sc_marker red"><strong>「<ruby>作<rt>な</rt></ruby>すべき務め」</strong></span>と考えることができます。</p>
<p>作務というと、お寺の庭掃除をイメージされるかと思います。</p>
<p>しかし実は、<strong>作務は元々修行生活を送るのに必要な労働全てのこと</strong>言います。</p>
<p>そして、掃除や料理や畑仕事という、<span class="sc_marker red"><strong>修行生活を成り立たせるのに必要な作務そのものが、坐禅と同じ修行そのものとなっていった</strong></span>のです。</p>
<p>この本の原作・構成であるマシンガンズの滝沢さんは、自分の夢である大好きな漫才を続けながら家族を養うため、ゴミ清掃員の仕事をされています。</p>
<p>そこで相当大変な思いをされていることが、本を読めばわかります。</p>
<p>きっと数え切れないほど<span class="sc_marker red"><strong>「こんなはずじゃないのに」</strong></span>と思ったことでしょう。</p>
<p>しかし、<strong>修行を成り立たせるための作務がいつしか修行そのものになった</strong>ように、<span class="sc_marker red"><strong>夢のためにしていたゴミ清掃の仕事が、こうしてお笑い芸人の仕事、芸能の仕事として実った</strong></span>のです。</p>
<p>本来したい仕事とは違っても、手を抜かずの取り組んだ結果ですね。</p>
<p><img loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/06/590c6bc973d34ae43f298a837cbd3817_s-min-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" class="alignnone size-medium wp-image-1948" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/06/590c6bc973d34ae43f298a837cbd3817_s-min-300x200.jpg 300w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/06/590c6bc973d34ae43f298a837cbd3817_s-min.jpg 640w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>世界は誰かの仕事でできている</h2>
<p>以前、缶コーヒーのジョージアのCMに<span class="sc_marker red"><strong>「世界は誰かの仕事でできている」</strong></span>というシリーズがありました。</p>
<p>その中で<strong>「つながっている篇」</strong>というCMは、<span class="sc_marker red">道路工事をしている<strong>山田孝之</strong>さん</span>が休憩中にコーヒーを片手に<span class="sc_marker red">スマートフォンをいじりながら一言<strong>「このスマホ作った人すげーな」</strong></span>とつぶやくところからはじまります。</p>
<p>すると場面が切り替わり、<span class="sc_marker red">スマホを開発した人が<strong>美味しいお弁当を開発した人に感心</strong></span>します。</p>
<p>そして今度は<span class="sc_marker red"><strong>お弁当の企画開発した人は農家さん</strong></span>、<span class="sc_marker red"><strong>農家さんは運送業社さんに感謝</strong></span>すると、最後に<span class="sc_marker red"><strong>運送業社さんが「この道ができて助かったー</strong>」と言いながら、山田さんの横を通り過ぎていく</span>のです。</p>
<p>私は今、自宅でこのコラムを書いていますが、<span class="sc_marker red">身の周りに人の手が掛かっていないものはありません</span>。</p>
<p>このパソコンはもちろん、椅子も机も部屋も家も家の前の道路も、<strong>全て誰かの仕事でできています</strong>。</p>
<p>そして、ゴミ清掃員の方がいなければ、私は今頃自分が出したゴミに埋もれて部屋から出ることすらできなきなくなっているでしょう。</p>
<p>そんな、<strong>誰かの仕事に支えられて、私は僧侶として生きることができています。</strong></p>
<p>だからこそ<strong>自分の生き方で何かできることはないだろうか、人の役に立てないだろうかと考える</strong>のです。</p>
<p><img loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/06/ef2e394e03e4192c8681b33cc5d280ba_s-min-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" class="alignnone size-medium wp-image-1949" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/06/ef2e394e03e4192c8681b33cc5d280ba_s-min-300x200.jpg 300w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/06/ef2e394e03e4192c8681b33cc5d280ba_s-min.jpg 640w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h2>今日のゴミから世界が変わる</h2>
<p>今このコラムを読んでいる方のお仕事や家事、ちょっとした日常生活の１コマが、巡り巡って私を支えてくれていて、私の行いもまた巡り巡って誰かの元に届いている。</p>
<p>これは仏教の説く<span class="sc_marker red"><strong>縁起</strong></span>の教えであり、<strong>私たちが悪いことをしてはいけない理由</strong>であり、<strong>労働に大切な精神</strong>だと思います。</p>
<p>ゴミ清掃員という、なかなか知ることのできないお仕事だったからこそ、より強くそれを感じることができたのかもしれません。</p>
<p>まだまだ、私たちの想像もつかない大変なお仕事は世の中にたくさんあります。</p>
<p>全てのお仕事の苦労を知ることはできなくても、<span class="sc_marker red"><strong>今日捨てるゴミの一つを変えることならばできるのではないでしょうか。</strong></span></p>
<p>ゴミ集積所では、<strong>集められたゴミの何気ない気遣いがとても嬉しく</strong>、<strong>何気ない適当さが大迷惑を生んでいる</strong>ことが、この本でよくわかります。</p>
<p>今日、<span class="sc_marker red"><strong>スターバックスのカップを缶のゴミ箱にねじ込むのをやめれば、思いがけないところで誰かが喜び、巡り巡って自分の大切な人を喜ばせることになるかも</strong></span>しれません。</p>
<p>この本で知ったゴミ清掃員という仕事の日常は、私にそんなことを気づかせてくれたのでした。</p>
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<p>「ゴミ清掃員の日常」原作・構成/滝沢秀一　漫画/滝沢友紀（2019年・講談社)</p>
<p><span style="font-size: 10pt;">※商品ページに飛びます。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 18pt;" class="sc_marker red"><strong>☆こんな人にオススメ☆</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;" class="sc_marker red"><strong>・ゴミの分別について知りたい人</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;" class="sc_marker red"><strong>・働くということについて悩んでいる人</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;" class="sc_marker red"><strong>・活字が多いのは苦手な人</strong></span></p>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>【僧侶的よろずレビュー#3】子どもの「手づかみ食べ」はなぜ良いのか？/山口平八 清水フサ子</title>
		<link>https://zenkatsu.site/archives/1853</link>
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		<dc:creator><![CDATA[西田稔光]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 13 Jun 2019 15:07:08 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[僧侶的よろずレビュー]]></category>
		<category><![CDATA[子育て]]></category>
		<category><![CDATA[本]]></category>
		<category><![CDATA[連載]]></category>
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					<description><![CDATA[スポンサードリンク 不定期更新企画【僧侶的よろずレビュー】。 ここでは禅活-zenkatsu-メンバーが触れた本・映画・食べ物などなど、ジャンルを問わずご紹介していきます。 前回は私が尊敬する南直哉老師の著書をご紹介しました。 &#160;…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>スポンサードリンク<br />
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<p style="text-align: left;">不定期更新企画<span class="sc_marker red"><strong>【僧侶的よろずレビュー】</strong></span>。</p>
<p>ここでは禅活-zenkatsu-メンバーが触れた本・映画・食べ物などなど、ジャンルを問わずご紹介していきます。</p>
<p>前回は私が尊敬する南直哉老師の著書をご紹介しました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="sc_getpost"><a class="clearfix" href="https://zenkatsu.site/archives/1731" ><div class="sc_getpost_thumb post-box-thumbnail__wrap"><img src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/06/IMG_1723_Fotor-min-150x150.jpg" width="150" height="150" alt="【僧侶的よろずレビュー#3】子どもの「手づかみ食べ」はなぜ良いのか？/山口平八 清水フサ子"></div><div class="title">【僧侶的よろずレビュー#2】禅僧が教える心がラクになる生き方/南直哉</div><div class="date">2019.6.7</div><div class="substr">スポンサードリンク  先週から始まった不定期更新企画【僧侶的よろずレビュー】。 ここでは禅活-zenkatsu-メンバーが触れた本・映画・食べ物などなど、ジャンルを問わずご紹介していきます。 前回は絵本作家ヨシタケシンスケさんのエッセイ集をご紹介しました。 今回本というよりは尊敬する一人のお坊さんの...</div></a></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>今回は<span class="sc_marker red"><strong>とある保育園の取り組みから話題になった、食育</strong><strong>に関する本</strong></span>をご紹介します。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>「手づかみ食べ」の衝撃</h2>
<p>私が手づかみ食べという食育の方法を知ったのは偶然目にしたネットの広告か何かだったと思います。</p>
<p>僧侶の立場から食のことを勉強していますが、一般の本から学ぶことはとても多く、なるべく目に付いたものは読むようにしています。</p>
<p>その中でも<span class="sc_marker red"><strong>この本は大当たりでした</strong></span>。</p>
<p>保育士として活躍されてきた<span class="sc_marker red"><strong>清水フサ子</strong></span>さんと、養護学校を中心に児童教育に携わってこられた<strong><span class="sc_marker red">山口平八</span></strong>さんの対談形式で展開されるお話に、目から鱗がたくさん落ちました。</p>
<p>清水さんが創設した埼玉県の保育園では、<strong>園児たちは薄味で柔らかく煮た野菜を手づかみで食べます</strong>。</p>
<p>人参や春菊など、子どもが苦手そうな野菜を豪快にモリモリ食べます。</p>
<p>子どもたちが手よりも大きな野菜をワイルドに手づかみで食べている様子がなんとも可愛らしい…。</p>
<p>ただ、この見た目の可愛らしさ以上に、<span class="sc_marker red"><strong>人間の成長と食の関係の深さを知ることができます</strong></span>。</p>
<p>それは科学的な統計やデータではありませんが、子どもの成長を間近で見てきた方の言葉はそれ以上の説得力があります。</p>
<p>元々はネットで連載されて大反響を呼び、一冊の本となったこちらの対談。</p>
<p>ここでは<strong>その内容を私が感銘を受けた<span class="sc_marker red">２点</span>に絞ってご紹介</strong>します。</p>
<div id="attachment_1856" style="width: 310px" class="wp-caption alignnone"><img aria-describedby="caption-attachment-1856" loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/06/tedukamitabe_3-min-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" class="size-medium wp-image-1856" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/06/tedukamitabe_3-min-300x200.jpg 300w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/06/tedukamitabe_3-min.jpg 650w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /><p id="caption-attachment-1856" class="wp-caption-text"><blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="juaC78UL1q"><a href="https://koizumipress.com/archives/6414">反響続々、売れてます！『子どもの「手づかみ食べ」はなぜ良いのか？』</a></blockquote><iframe class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted" title="&#8220;反響続々、売れてます！『子どもの「手づかみ食べ」はなぜ良いのか？』&#8221; &#8212; 丸ごと小泉武夫 食マガジン" src="https://koizumipress.com/archives/6414/embed#?secret=juaC78UL1q" data-secret="juaC78UL1q" width="600" height="338" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe></p></div>
<h2>1、「食べる意欲」と成長</h2>
<p>よく、小さい子どもの食事風景というと、大人がスプーンで<strong>「はいアーン」</strong>とやっているところを目にします。</p>
<p>時々目にするその光景に、私は一つだけ違和感がありました。</p>
<p>それは<span style="font-size: 14pt;"><strong>「子どもが食べ物を見ていない」ということです。</strong></span></p>
<p>もちろん100%がそうだとは言いませんが、お子さんを大人しく座らせるためにテレビやスマホなどで注意を引き、その横からスプーンを差し込む。</p>
<p>子どもを育てたことのない私が言うのもなんですが、これは食事なのか？と思ってしまいます。</p>
<p>この本の中では、まずはじめに子ども自分から<span class="sc_marker red"><strong>「食べよう」という意志が湧くのを待つ</strong></span>そうです。</p>
<p>そして<span class="sc_marker red" style="font-size: 14pt;"><strong>そのコツは、大人が向かい側で美味しそうにご飯を食べること</strong></span>だそうです。</p>
<p>たとえ相手が小さば子どもでも<strong>「美味しいね！」</strong>と言いながら一緒にご飯を食べると、その真似をして自然と手を伸ばすのだとか。</p>
<p>そして食に対して意欲を示し、進んで食べるようになった子どもは、スプーンやお箸を自分から覚えようとし、さらには<strong>遊びや勉強に対しても主体的になっていく</strong>そうです。</p>
<p>「食べる」という生命維持活動に対する向き合い方が、その後の成長にも関わってくるというのはとてもおもしろいと思いました。</p>
<p><img loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/06/20dd0142d3df7e9e63512dadbc30f8a9_s-min-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" class="alignnone size-medium wp-image-1861" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/06/20dd0142d3df7e9e63512dadbc30f8a9_s-min-300x200.jpg 300w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/06/20dd0142d3df7e9e63512dadbc30f8a9_s-min.jpg 640w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h2>薄味と好き嫌い</h2>
<p>また、この本で紹介されている食事の内容と言うのは、離乳食だと出汁で柔らかく煮ただけの野菜で、年中・年長の子どもの食事でも薄味にこだわっています。</p>
<p>今人気の離乳食、つまり子どもがたくさん食べてくれるものというのは、<strong>実はかなり味付けが濃くなっている</strong>そうです。</p>
<p>それは大人が食べるものも同じで、<strong>わかりやすい一つの強い味付けによって、脳がその刺激を覚える</strong>ようになります。</p>
<p>すると何が起こるかというと、<span class="sc_marker red"><strong>どんなものでも同じ調味料をかけてその味に染めてしまったり、味がわかりにくい食べ物を嫌うようになります</strong></span>。</p>
<p>これは精進料理にも通じるものがあって、<span class="sc_marker red">食べ物には持って生まれたそれぞれの味わいがあります。</span></p>
<p>調味料というのはその食材の味を調和させていくものであってひとまとめに同じ味付けにするものではありません。</p>
<p>これを人間関係に置き換えてみると、<strong>どんな人と付き合っても全部自分の好みを押し付けて、染まらない人とはサヨウナラ</strong>、ということになります。</p>
<p>この保育園の子どもたちは、最初に素材の味に出会うことで、野菜の素材の味を楽しみ、個性を味わうようになっていくそうです。</p>
<p><img loading="lazy" src="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/06/35c2eac9b7f121d8b1ebf42571ae4bd6_s-min-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" class="alignnone size-medium wp-image-1860" srcset="https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/06/35c2eac9b7f121d8b1ebf42571ae4bd6_s-min-300x200.jpg 300w, https://zenkatsu.site/wp-content/uploads/2019/06/35c2eac9b7f121d8b1ebf42571ae4bd6_s-min.jpg 640w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h2>食との向き合い方が教えてくれるもの</h2>
<p>この他にも、食を通して見る子どもの成長というのは非常に興味深いものが多くあります。</p>
<p>そして、食を中心に生活を正していくことが健やかな心を育むというのは、禅の修行と大きく共通するとことがあります。</p>
<p>私は、この本は単なる<strong>子育ての本ではない</strong>と思います。</p>
<p>もちろん子育て中の方ほど実践しやすいことも多いとはありませんが、大人が自分の食との向き合い方を見つめ直すのに非常に良い機会になると思います。</p>
<p><span class="sc_marker y"><strong>自分はどうやって食と向き合ってきただろう？</strong></span></p>
<p><span class="sc_marker y"><strong>どんな生活をしているだろう？</strong></span></p>
<p><span class="sc_marker y"><strong>今抱えている悩みはそこに通じてはいないだろうか？</strong></span></p>
<p>そんな振り返りをしながら読むと、たくさんの発見がある本です。</p>
<p><span class="sc_marker red"><strong><span style="font-size: 18pt;">☆こんな人にオススメ☆</span></strong></span></p>
<p><span class="sc_marker red"><strong><span style="font-size: 18pt;">・これから子育てがはじまる方</span></strong></span></p>
<p><span class="sc_marker red"><strong><span style="font-size: 18pt;">・食べ物の好き嫌いに悩んでいる方</span></strong></span></p>
<p><span class="sc_marker red"><strong><span style="font-size: 18pt;">・生活を見直したい方</span></strong></span></p>
<p><a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/gp/product/4905130220/ref=as_li_tl?ie=UTF8&amp;camp=247&amp;creative=1211&amp;creativeASIN=4905130220&amp;linkCode=as2&amp;tag=t0shlwltsn-22&amp;linkId=cadea20eb5b9707403b059b01517a380" rel="noopener"><img border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&amp;MarketPlace=JP&amp;ASIN=4905130220&amp;ServiceVersion=20070822&amp;ID=AsinImage&amp;WS=1&amp;Format=_SL250_&amp;tag=t0shlwltsn-22" /></a><img loading="lazy" src="//ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=t0shlwltsn-22&amp;l=am2&amp;o=9&amp;a=4905130220" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border: none !important; margin: 0px !important;" /></p>
<p><strong>『子どもの 「手づかみ食べ」はなぜ良いのか？』（山口平八・清水フサ子著/IDP出版/2016年）</strong></p>
<p><strong>※商品ページに飛びます</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
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