禅活-zenkatsu-の取り組みと宗門への還元
私たちは、曹洞宗総合研究センター教化研修部門(旧曹洞宗教化研修所)の研修課程を修了した若手僧侶によって発足した団体です。
私たちの取り組みは新しいことをしよう、目立つことをしようということが目的ではありません。
宗侶の誰もが安居や寺院での生活経験で培った行持という智慧を、生活に活かしやすい形での伝え方と共に、寺院で持続可能な教化活動の在り方を模索するものです。
例えば、「庫院を出ていなければ精進料理ができない」「略応量器がなければ食作法ができない「坐蒲がなければ坐禅会を開けない」というのではなく、各地域や各寺院、各宗侶に合った形で行持による檀信徒教化ができるようなシステムをいつかご提示したいと考えています。
経典や祖録をふまえつつ、現代に沿った形としてどのような実践の形にできるのか。
そんな教化活動の試行錯誤とその結果をここでご報告し、宗門の教化活動の発展に成果を還元できたなら、これ以上喜ばしいことはございません。
また、そうしたイベント運営などの教化活動に関するご相談にも対応させていただきます。
現地での運営や法話なども可能な限りお手伝いさせいただきます。
そして最後に、まだまだ至らぬ点ばかりの未熟な僧侶の集まりです。
先達の皆様方には暖かく見守っていただくと共に、ご指導・ご鞭撻を賜ることができましたら有難く存じます。
禅活-zenkatsu-運営者一同