コラム 旅映画曹洞宗歩いて帰るもん 【永平寺から無一文で帰るもん。】vol.7 おくのほそ道と高倉健 2019年12月4日 スポンサードリンク これは私、深澤亮道が福井から岩手までの700Kmを無一文で歩いて帰った物語である。 前回までのあらすじ 2日目 小松駅で托鉢をしていると、少年が私に5円の「お布施」をしてくれ、その重さをしみじみと感じたのでした。 その後、駅前で少し休憩をしているとおじいちゃんが話しかけきて、 「この近くに曹洞宗のお... 深澤亮道
コラム 旅曹洞宗歩いて帰るもん永平寺 【永平寺から無一文で歩いて帰るもん。】vol.6 少年と松尾芭蕉 2019年11月27日 スポンサードリンク これは私、深澤亮道が福井から岩手までの700Kmを無一文で歩いて帰った物語である。 前回までのあらすじ 2日目、なんとも軽い足取りで小松駅に着いた、深澤亮道。 前回は小松駅に着いてからの出来事と「托鉢」とは何か?と言う事を中心にお送りしました。↓バックナンバーは以下から読むことができます。 【永平寺... 深澤亮道
コラム 修行曹洞宗永平寺社会 ゆとり世代は「在り方が問われる世代」だったという話 2019年11月25日 スポンサードリンク とある飲み会の席。 ほとんどお酒が飲めない私は、たとえ先輩やご年配の方からの勧めといえど、お断りしてしまうことが多々あります。 そして勧めてくださる方の胸のうちにも、アルハラになることを危惧する気持ちがあるのか、穏便に済むことがほとんど。 しかし、時々そうした場面で聞こえてくる言葉があります。 「こ... 西田稔光
コラム 修行布施托鉢旅 【永平寺から無一文で歩いて帰るもん。】vol.5 ダンプと托鉢と家なき子 2019年11月20日 スポンサードリンク これは私、深澤亮道が福井から岩手までの700Kmを無一文で歩いて帰った物語である。 前回までのあらすじ 漆黒の暗闇の中、私の救世主となったリリーおじさん。 そのリリーおじさんから「怠ることなく精進しなさい(太るなよ!)」と諭されました。 しかしその直後に、温泉に浸かりラーメンを貪ってしまいカイジと同... 深澤亮道
コラム 修行布施托鉢旅 【永平寺から無一文で歩いて帰るもん。】vol.2 旅支度と3つのルール 2019年10月30日 スポンサードリンク これは私、深澤亮道が4年前に福井から岩手までの700Kmを無一文で歩いて帰った物語である。 前回のあらすじ 前回はプロローグとして、私がなぜ無一文で歩いて帰ることになったのか、そのきっかけをお届けしました。 要は、モーガン・フリーマン演じる囚人レッドと同じ気持ちだったというお話です。 (おそらく)... 深澤亮道
コラム こまきしょくどう中国修行曹洞宗 【食コラム】#3 「もどき料理」の長と短 2019年10月23日 スポンサードリンク 精進料理の一つに「もどき料理」というものがあります。 もどき料理とは、動物性の食材など、特定の食材の代わりに植物性の食材を使って作る本物そっくりな料理のことです。 以前コラム【肉を食べるということ】で触れたように、インドや中国とはまた異なった経緯で肉食を禁じた日本の仏教思想と和食の繊細さが合わさって... 西田稔光
コラム 仏教修行托鉢曹洞宗 【永平寺から無一文で歩いて帰るもん】vol.1 プロローグ 2019年10月21日 スポンサードリンク これは私、深澤亮道が4年前に福井から岩手までの700Kmを無一文で歩いて帰った物語である。 はじめに 先日、Facebookを見ているとたまたま4年前に投稿した記事が出てきました。 4年前、私は福井県にある大本山永平寺での4年8ヶ月の修行を終え、実家のお寺がある岩手県花巻市まで無一文で托鉢をしなが... 深澤亮道
コラム 仏教曹洞宗永平寺諸行無常 「諸行無常=儚い」ではないという話 2019年9月11日 スポンサードリンク 祇園精舎ぎおんしょうじゃの鐘の声 諸行無常しょぎょうむじょうの響ひびきあり。 沙羅双樹さらそうじゅの花の色 盛者必衰じょうしゃひっすいの理ことわりをあらはす。 法話や本などで、僧侶に使い古されたと言ってもいいくらい使われた『平家物語』の冒頭の一説。 「諸行無常」という言葉は、仏教の根本であり大前提で... 西田稔光
コラム お経仏教修行曹洞宗 仏教が薬と言われる理由 2019年8月5日 スポンサードリンク 法は良薬なるがゆえに帰依きえす 曹洞宗のお経「修証義しゅしょうぎ」では、仏教徒が法(教え)を心の拠り所とするのは、それが薬であるからだと、説かれます。 「修証義」に限らず、インドや中国の経典の中でも、こうしたお釈迦様の教えを薬に例えた表現は登場します。 これがどんな薬かというと、四苦八苦と言われる八... 西田稔光
コラム 仏教修行曹洞宗永平寺 なんでお坊さんは頭を剃るの? 2019年7月22日 スポンサードリンク 先日、某有名ユーチューバーが自身の運営する事務所の所属アーティストへのセクハラ・パワハラがニュースになりました。 結局は全て話題作りための炎上商法だったので、まずは、そうした被害者がいなかったことに一安心です。 ただ、今回注目したいのは、そのユーチューバーが「謝罪動画」の名目で公開した「ネタバラシ動... 西田稔光