
皆様、あけましておめでとうございます。
旧正月も迎え、本格的に2023年がスタートしました。
今年初めての投稿となりますので、まずは新年のご挨拶を申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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2023年1月6日(金)、今年最初の禅活しょくどうが開催されました。
私にとってこの禅活の七草粥は新年の〝お守り〟みたいなもの。
今年も読者の皆さまにとって、心身共に健康な一年が過ごせますように!!
そんな願いも込めつつ、早速レポートしていきたいと思います!
Contents
献立
🌿七草粥
🌿胡麻塩
🌿五目煮
🌿紅白なます
🌿山芋の梅肉和え
🌿漬物
🌿黒豆
※ごま・柚子=しんこうさんのお寺から
メニューと感想
七草粥
毎年恒例の禅活しょくどう‘s『七草粥』は、七草とお餅が入った雑穀米のお粥です。
お餅が入っているからか、食べ応えもしっかり!
口にする度に、七草の香りがどこかでふんわりと香ったり、雑穀の旨味のようなものも感じたり。
そして優しくふんわり私の胃の中に着地してゆくのを感じます。
胡麻塩
大好きな優秀食材の胡麻塩さんが今回も登場です。
七草粥が残り半分くらいになった時、こちらの胡麻塩さんを全て投入!
11月の豆乳粥の時同様、胡麻塩を入れた途端、
優しい雰囲気から一気に香ばしい香りが膨らんでまた違った顔の七草粥に!
五目煮
優しいお味の五目煮。
里芋ホクホクでした☺︎
煮物といえば定番で代表格のメンバー、大根・人参・牛蒡の皆さん。
一番頂上にいる絹さやの緑鮮やかなコト。
煮物って見ても食べてもなんだか安心感があります。
紅白なます
おせちでも定番の疲労回復や腸内環境の改善に効果的な紅白なます!
今回の禅活しょくどうにも登場で新年感を盛り上げていました🟥⬜️
写真だと少し見づらいのですが、上には柚子の皮が乗っています。
酸味の効いたサッパリなますに、この柚子の香りがまたとてもよく合い、さわやかさ満載の一品でした。
山芋の梅肉あえ
私の愛してやまない山芋。笑
擦るとトロネバ食感なのに、そのまま食べるとシャキシャキ食感。
そんな魅力的な2つの顔を持つ山芋。
今回は梅肉とのコラボで、なますとはまた違うメデタイ紅白の装いです。
こちらもサッパリとした味わいですが、山芋のネバネバ感があるだけで、
なんだか濃厚な一面も垣間見るような感覚です。さわやかな風味と一緒に頂く山芋のあの独特な食感、やっぱり堪りません😍
漬物
大きめにカットされた大根のお漬物2枚。
1枚はもちろん洗鉢用に残します。
最近はお漬物を見ると、味よりも先に、形や大きさ・厚みなどから、
洗鉢しやすそうかどうかを考えるようになりました。笑
黒豆
デザートは焼き茶と黒豆の煮物。
そして永平寺の名物おやきも。
程よい甘味の黒豆、とっても美味しかったです。
おせちの黒豆は
〝まめに暮らせますように〟
〝まめに心配りをして生活する〟
といういわれがあると聞いたことがあります。
正に新年らしい禅活しょくどうデザートでした!
永平寺の名物おやきは、ヨモギの香りが高く、甘さ控えめのあんこ。
そして食感がモチモチとしていてあっという間にペロリ😋でした。
今年は永平寺にも行きたいなぁ。
ごちそうさまでした🙏
お餅が入っていたからか、七草粥が入っていた器は洗鉢がいつもより少し難しく感じました。
また、今回の器の一部も11月の時と同様に略応量器が使用されており、
写真はお漬物で洗鉢後、3つの略応量器を重ねた状態です。
気持ちいいくらい、きれいに重なります。
般若心経と新年の誓願
最後に、今回は新年という事で皆で「般若心経」をお唱えしました。
600巻余りの経典の要点がギュギュッと凝縮されているという「般若心経」。
ご縁を大切にし、皆で助け合って共有・共存しながら今年も安らかに過ごせますよう、そんな請願も込めながら。
また、永平寺では、皆で読経をするとき、声を『中音で揃える』ということを意識するそうです。
そこには、『私が』という思いを離れる意味があるとのことでした。
食事や普段の生活でも意識すべき重要なポイントかもしれません。
今年1年、健やかに。そして穏やかに。過ごすためのヒントを頂いたよう
な・・・。そんな新年に相応しい良き禅活しょくどうの時間が過ごせたよ
うな気がします。
2023年2月の禅活しょくどう
開催間近ですが、残席僅かあるようです。
恵方巻などの節分らしい献立になるようですが、今回はもしかすると北海道から鬼が来るかもしれません!?え👹!?
ご予定の合う方はぜひお越しください🙏
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日時:2023年2月1日(水)
19:00~20:30
参加費:2500円
会場:こまきしょくどう〜鎌倉不識庵〜
席数:12名