皆さんこんにちは!ライターのなおえです。
あっという間に3月に突入してしまいましたが、2月の禅活しょくどうをレポート致します!
2月の禅活しょくどうのテーマは「節分ごはん👹🫘」でした。
当日は、鬼役のお坊さんが4人という大所帯!
そしてなんと、過去に『生産者の声』として登場したあのクボタさんにもお会いできました!!笑
北海道からはるばるお疲れ様でした‥‥🚶
そんないつもより少し賑やかな店内に入ると、ウェルカムドリンクで金柑茶が登場🍊
身も心も温まります〜。
Contents
献立
👹金柑茶
👹精進恵方巻き
👹けんちん汁
👹大豆と茄子の煮物
👹小鉢(お野菜のバルサミコ酢和え)
👹漬け物
👹福豆&しらたま
※金柑=しんこうさんのお寺から
メニューと感想
精進恵方巻き
おそらく今までの禅活しょくどうで出たメニューの中で、
お箸・スプーンを使わずに手で食べたのはこの恵方巻きが初めてです!
雑穀米に、ほどよく酸味の効いた酢飯。
具材は人参とクレソン(ほうれん草かと思っていたので意外でびっくり)、
玉子のように見える黄色い部分はほんのりカレーの風味が漂う炒り豆腐です。
お米も具材もそれぞれ色鮮やかですが、お口の中でみんなが調和して、とっても美味しい恵方巻でした!
両手でお皿を持ち上げて、丁寧にいただく。
丁寧にいただくということを意識するだけで、今まで食べた恵方巻とは全く違うものに感じます。
※今回は食作法に則って南南東は向かずにいただきました。
けんちん汁
大きめにカットされた野菜がごろごろ入ったけんちん汁。
とても食べ応えがあって、それぞれの野菜の甘みや旨みが、感じられました!
お椀の中の葉物の緑がとっても映えます🥬
大豆と茄子の煮物
節分に欠かせない〝大豆〟。
今回は茄子と煮物で共演です。
トロトロ食感の茄子と柔らかく煮込まれた大豆のコラボは、
お味噌(?)の風味も相まって、懐かしさが込み上げる何だかホッとできる一品でした。
小鉢(お野菜のバルサミコ酢和え)
グリルされたカラフルな野菜とキノコたち。
そこに爽やかな香りと酸味のバルサミコ酢が加わって、一気にイタリアの雰囲気が〜🇮🇹♪
加える酢の種類によって、味も香りも雰囲気も、
全然違った料理になるのが、とても面白く興味深いです。
漬け物
今回はいつもより薄めでコンパクトなサイズの大根の漬け物が5枚!
薄めなので洗鉢用には2枚残すことに。
5枚の中でも洗鉢しやすそうな大きめの2枚を選抜です。笑
福豆&しらたま
デザートには、節分の福豆(おそらく歳の数。笑)と、白玉団子。
白玉団子は2月15日のお釈迦様の命日・涅槃会に因んだものです。
福豆の香ばしさ・硬い食感と、白玉団子のモチモチとした柔らかい食感のコントラストが印象的です。
先月の禅活しょくどう(七草粥)では無病息災を。
そして今月は節分の福豆で邪気を払い福を願いました🙏
最強に健康的な2023年になりそうな予感ですね(*Ü*)
ごちそうさまでした🙏
いつもより少し薄くて小さめの大根の漬け物を使っての洗鉢だったので、うまくできるか不安でしたが、
むしろ薄くて小さめなサイズは小回りが効くからか?笑 いつもより洗鉢しやすく感じました。
涅槃会について
最後に、デザートでいただいた白玉団子にちなんで、お釈迦様のご命日『涅槃会』についてのお話を聞きました。
お釈迦様が亡くなった際、祭壇はとても華やかで、お供えの一つにお団子もあったそう。
それが元になり、現代の葬儀でも団子をお供えする風習が残っているところがあるそうです。
私の母の実家(宮城県)がある地域でも昔、そのような風習がありました。
お墓にも祖母がお団子を供えて、その後皆でいただいた記憶があります。
それから、お釈迦様の最期を見届けたお弟子さん達が、
夜通しお釈迦様を見守り、互いに教えを確認し合ったということが、
現代の「お通夜」の元になっているという興味深いお話しも聞きました。
そんな感じで、2月の禅活しょくどうは、
始まりから終わりまで色んな意味で濃厚、且つ学びの多い回となった気がします!
帰る時、クボタさんから北海道のお菓子も頂きました🍪✨感謝🙏
2023年3月の禅活しょくどう
今回は〝春彼岸🌸〟にちなんだ回です。
お申し込みは下記フォームよりお願いします🙏
日時:2023年3月15日(水) 19:00~20:30
参加費:2500円
会場:こまきしょくどう〜鎌倉不識庵〜
席数:12名