【なおえのイベントレポート】禅活しょくどう3月〜少し早めの花まつり〜

2月に引き続き、2022330日、秋葉原の精進料理カフェ「こまきしょくどう~鎌倉不織庵~」にて、
〝禅活しょくどう〟が開催されました。

今回は4月8日のお釈迦様のお誕生日に先立ち、
『少し早めの花まつり』テーマの精進料理メニューで、曹洞宗の食事作法を実践!

今回も、なおえより当日の様子をお伝え致します。

Contents

今回の献立

今回の精進料理メニューはこちら💁‍♀️

・花まつりのちらし寿司
・花ふの白味噌汁
・胡麻豆腐
・あずきカボチャ
・つけもの

・いちご豆乳
・甘茶

白味噌汁には、ピンク色の花ふがふんわりと浮かび、
大好きな胡麻豆腐淡〜い桜色

お野菜で敷き詰められ、落ち着いた色みの大人モードなちらし寿司。

南瓜✖️小豆は、口にする前から優し〜い甘みが想像できて、
そのホンワカ具合が春にリンク。

そしてテーブルの上に飾られた桜は、なんと。しんこうさんのお寺から🌸

お花見気分もプラスされ、3月の禅活しょくどうはそんな春爛漫の雰囲気でスタートしました🌸

また、今回は禅活メンバーの後輩にあたるお坊さん2名もスタッフとして参加されていて、
お二人に食事作法を案内していただきました。

実食&実践

みんなで合掌🙏食前の偈をお唱えし、『いただきます♪』

前回までと比べて、食事作法は少しずつ慣れてきたような感覚もありますが、
脳内で一旦作法をシミュレーションしながら探り探りの食事。

普段の食事よりも時間がかかり、まだまだぎこちなさは拭えません。

時間をかけるから?いつも以上に感謝の意を込めて食事をしているから?

未だに謎は解けないままですが、
今回も気がつけば満足感いっぱいで完食致しました。

今回のメニューの中で、私はちらし寿司が一番印象深く、
そして感動するくらいの美味しさでした。

ご飯は酢飯・色んなお野菜が上にのっていて、そのお野菜毎に違う食感。

口の中に入れた瞬間、意外な事にどこかでカレーの風味を感じます・・。

酢飯とカレーの組み合わせははじめて経験したのですが、
ほのかにどこかでカレー風味を感じる程度で、そのカレー味は主張もせず、
アクセントというまでの強さもなく、さりげなく酢飯に寄り添っている感じ。

なのに存在感・大!という絶妙なバランス。

あとからお話を伺うと、このカレー味の正体は
カレー風味の炒り豆腐だったとのこと(豆腐だとは全く気が付かず・・・!)

今回のテーマでもある花まつりとリンクして、

カレー(=インドのお釈迦様)風味が、
色んな食材と調和している(=仏教の世界観)

ちらし寿司全体が正にそんな表現をしているような気がしました。
少し大袈裟かもしれませんが・・・。

最後は1枚だけお漬物を残し、お茶とそのお漬物でお茶碗を洗っていきます。

前回は1つのお椀だけをきれいに洗いましたが、
今回は全ての食器を洗う事にトライ!

丁寧にご指導いただき、最後まで監視されながら見守られながら、洗い終わった状態がこちら!

お漬物でお掃除。前回よりは少し上達したかもしれません。

 

デザートの最後の最後まで春満開🌸

ハート型のいちご豆乳はサッパリ爽やか🍓

 

最後はしんこうさんから花まつりに因んだお釈迦様の誕生にまつわるお話

と、【盲亀浮木 もうきふぼく】という言葉の紹介がありました。

海中から百年に一度しか浮かび上がってこない盲目の亀が、
海面に首を出した時に浮木の穴に首がちょうどはまる=滅多に出会えないことの例え。

この世に人として生まれることも、更には仏の教えに巡り会うことも非常に珍しく有難いこと。

毎日忙しなく過ごしていると、つい忘れがちになってしまう『有難い』という感謝の気持ち。

(亮道さんが過去に法話もされています。)

私にとってこの禅活しょくどうの時間は、日々のご縁と感謝を見直しながら、
どこかホッ。とできる貴重なヒトトキになっています。

 

 

【次回の禅活しょくどう開催のお知らせ】

今月は季節の食材を活かしつつ、元気が出そうな献立となっているそうです!

【詳細】
日時:2022年4月27日(水)
第一部 18:30~19:30
第二部 19:45~20:45
参加費:2500円
会場:こまきしょくどう〜鎌倉不識庵〜
席数:各部6組(12名)
【献立】
ゆかり馬鈴ご飯
味噌汁
豆腐ハンバーグ
ごま豆腐(ふきみそ)
酢の物
フルーツ春巻き
漬物

 

 

 

 

 

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