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前回はバンコクで寺院やマーケットを周りました。
今回の旅行は1週間あったのですが、バンコクに2泊、プーケットに3泊という旅程。
ということで今回はプーケットでの様子をお伝えします!
Contents
ザ・リゾート地!
プーケットへはバンコク(ドンムアン空港)からエアアジアで1時間半。
料金は往復で¥6000。
さすが国内線。
ちなみにドンムアン空港の国際線はコンビニくらいしかありませんが、国内線に行けばフードコートがあり、なかなか賑わっています。
ここでお昼を食べて飛行機に乗り込み、疲れのせいか離陸前に就寝。
着陸で目が覚めました(笑)
さて、プーケットには3泊したと申しましたが、私が滞在したパトンはザ・リゾート地で、正直なところ書くことは多くありません。
欧米の方に好まれそうなスポーツバーが並び、色んなお店から2~3年前にアメリカで流行ったポップスが流れています。
お酒をほとんど飲まない私が目指したのはバンザーン生鮮市場。
ここでは1階で生きた魚介類を買い、2階のお店で調理をしてもらえます。
さらに外にはたくさんの屋台が並ぶ、何度来ても飽きない大きな市場です。
早速シャコ3匹やタイガープラウン(エビ)15匹、マテ貝200g、イカ2杯を購入。
1200バーツ(約3600円)でこれだけ買えるなら十分お安いのではないでしょうか?(もしかしたらボッタクられているかも。笑
プーケットの晩ごはん
そして2階で調理してもらったのがこちら!
おいしい!タイのシーフードが本気出してきました!
一緒に頼んだ空芯菜炒めもこれまたおいしい!
2階のお店では持ち込み料や他の料理、飲み物の代金を合わせて680バーツ(約2100円)。
全部合わせて2人で6000円くらいなのでめちゃくちゃ安い!というわけではありませんが、十分大満足でした!
そしてデザートにはフルーツを買いました。
タイはあちこちでフルーツを売っていますが、私が特にオススメしたいのがマンゴスチン!(写真左上)
グレープフルーツのようなさわやか酸味としつこくない甘さ、例えようのない食感がとてもおいしいです。
あとはドリアンも食べました。
昔母がスーパーで買ってきたのを食べた時の感想は
「玉ねぎの匂いがするバナナみたい」
でしたが、20年ぶりくらいに食べてみたら割とクリーミーでそこまで匂いもきつくありませんでした。
カットしてあったからなのか、本場でおいしいからなのかは謎です。
ただ、これはアイスとかお菓子のフレーバーにすべきではないなと(笑)
結局プーケットに滞在中は全てここで晩ごはんを食べました。オススメです。
ピピ島へ
レオナルド・ディカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」をご存知でしょうか?
タイに降り立った青年が偶然その存在を知ることになる、とある島を舞台にした映画で、その海の美しさはまさに楽園。
そんな島にたどり着いた主人公と住人たちの人間模様を描いた映画。だったはず(笑)
(大学の飲み会で入った隠れ家的なお店のモニターでリピート再生されていたのを観た時の記憶です)
前置きが長くなりましたが、この映画の舞台となった島ピピ島はプーケットから船で2時間の場所にあります。
プーケット2日目の早朝にパトンから車で1時間、プーケットタウンにあるラサダー港から船に乗ります。
屋内の座席が早々に埋まってしまい、甲板にある椅子で紫外線を浴びながらピピ島を目指します。
(旅行に支障が出るくらい焼けました。)
途中で通った「ザ・ビーチ」に登場した伝説のビーチがこちら。
そしてさらに船は航路を進み、ピピ島の港に到着です!
この島は現在も車やバイクが走っておらず、滞在者の荷物はホテルマンがリヤカーのようなもので引いていきます。
到着した港から島を横切るように進むと、5分ほどでビーチが!
きれい!
ホテルごとのプライベートビーチなどもあるようですが、ここでも十分きれいです!
水も温かい。
これは
バカンスってやつですね。
ピピ島は行きの船の最初の便がAM9:00(到着はAM11:00)、帰りの最終便がPM15:00頃なので、日帰りの場合滞在できるのは4時間弱となります。
私は日帰りだったので短い時間でしたがきれいな海を満喫してきました。
プーケットその他
この旅行全体を通してですが、プーケットはグルメと買い物を満喫しました。
「さまぁ〜リゾート」で紹介されたカオマンガイ
味はライチのランブータン
定番のグリーンカレー
あとほかにはカエルとか。(写真は割愛)
バンコクに比べると少しリゾート価格ではありますが、ブランド物でも買わない限り1万円でかなり楽しめます。
賑やかな雰囲気が苦手な方には私が滞在したパトン少しうるさいかもしれません。
深夜2時近くまでどこからか音楽が聞こえていました(笑)
帰国
最終日の夜。
3日間の滞在もあっという間に過ぎてしまうなあ、と感傷に浸っていると、体に異変が。
2人とも体調不良に陥り、同行者は完全にダウン。
グッタリとしたまま、帰国の日を迎えてしまいました。
帰国の日は
15:00 プーケットからバンコクへ
17:00~22:00 バンコクで買い物
24:00 成田へ
という日程だったのですが、食欲もわかない、立っているのが辛いという共通の症状だったので、空港に荷物を預けて市街地に戻り、夜のライトアップされたトゥクトゥクだけ乗りに行きました。
最後の晩餐は空港に入っていた回転寿司風の日本料理屋さんで味噌汁とおかゆをシェアして、ヨロヨロと飛行機に搭乗。
まさかの幕切れでタイを後にするのでした。
成田には翌朝8:00頃に到着し、その間寝たからか体調は少し回復。
温かいうどんを食べて家路についたのでした。
旅行の中で気づいたこと
以上が初めてのタイ旅行の記録です。
本当にただの旅行なので、寺院や遺跡もほとんど巡っていません。
ただし、この一週間で気になったことがあります。
一つはバンコクやプーケットで観光客を相手に働いている現地の方の多くがテーブルでご飯を食べれていないこと。
排気ガスや砂埃が立ち込める大通り沿いのお店などで働いている方のほとんどが、屋台のお弁当を足元に置いて、時間を見つけて口に運ぶという食べ方でした。
二つめは、観光客の大量の食べ残しと、食べ方の汚さです。
国によってそれぞれの食文化があることはわかります。
明らかに食べきれない量の料理を頼み、残す。
これが文化として許容されていいのでしょうか。
「片付けるの従業員の仕事だ」とばかりに、エビや貝の殻がテーブルに直接散乱していいのでしょうか。
私は違和感を禁じえませんでした。
そして現地の方、そして観光客の食べ方を見て、私は仏教に出会い、食事作法に出会ったことの有り難さに気づきました。
それは彼らが悪いということではありません。
私はずっと日本で、室内のテーブルで当たり前のように食事をしてきました。
食事作法のワークショップなどを通して、静かに食と向き合いながら食べることの大切さを伝えきました。
しかしそれは決して当たり前のことではなかったのです。
忙しさから落ち着いた食事ができない人、その一食すらまともに口にできない人、さらに一方では豊かさから何の抵抗もなく食べ物を残して捨てていく人。
日本で仏教に出会い、食事作法を学び、食と向き合えるということが、実はとてつもない幸運だったのだと気づかされました。
曹洞宗のお経には、人間に生まれ、さらに仏教と出会うことの有り難さを説いた一説があります。
今回のタイ旅行はプライベートではありましたが、初めて訪れ、人と触れ合い、生活を目の当たりにすることでこれからの活動に向けて決意を新たにできたような気がします。
さて、次はどこに行こうか。
その時はまたこうして徒然なるままに書かせていただきます。
初めてのタイ旅行紀〜完〜