はじめてのタイ旅行紀 vol.2

前回は成田空港からドンムアン空港、そしてバンコク市街地へとたどり着きました。

鉄道市場では早速タイの食文化に驚かされ、幸先の良い旅のスタートとなりました。

今回はバンコク市街地、そしてウィークエンドマーケットを観光します。

Contents

ワット・パクナーム

タイには有名な寺院がたくさんありますが、今回訪れたのは涅槃像が有名なワット・ポー、そして最近「映えスポット」でもあるらしいワット・パクナームの二箇所です。

同行者がお坊さんではないので、そんなに寺院巡りがメインではありませんので、あしからず。

さて最初に訪れたのはワット・パクナーム。

ホテルから少し離れるということもあり、Grabで移動。

お寺の参道?に近づくとアーケードを徒歩移動。

2〜3分すると見えてきました。

真っ白な舎利塔(お釈迦様の遺骨を祀る塔)です。

ここのどこが「映えスポット」なのか、その答えは最上階にあります。

まずが一階から入り、二階はメディテーションルーム、つまり瞑想用のお部屋です。

三階は博物館になっていて、仏像や美術品が飾られています。

そして最上階。

ここがいわゆる「映えスポット」になっているのです。

翡翠色のガラスの仏塔。

天井や柱にも装飾が施され、とても美しいです。

仏塔の前には礼拝のための絨毯も敷いてあり、現地の方がそこでお参りをしています。

しかし、「映えスポット」となっているがゆえ、必ずしもそうした信仰のある方ばかりではありません。

私たち僧侶はお寺や仏像の正面に背を向けて立つということをしません。

しかし、良い写真を撮りたい日本人観光客の多くが、その正面で写真を撮り、特に手を合わせるということもなく去っていきます。

仏塔にお参りにきたのか、それとも自分を飾りにきたのか、これからの寺院が抱える悩みでもあるような気がします。

そして、自分が他の宗教施設を訪れる際には気をつけなければならないなと、再認識しました。

その後本堂にもお参りし、花を供え、お坊さんが説法をされているところにも立ち会うことができました。

ワット・ポー

次に訪れたのはワット・ポー。

タイ王宮のすぐそばにあるこの寺院はとても大きく、たくさんの塔やお堂?が建っています。

こうした色合いはかなり独特ですね。

そして最後に辿り着いたのが、有名な寝釈迦仏。

正確には涅槃像と言って、お釈迦様がお亡くなりになった様子を表した仏像です。

 

仏像の姿や形の特徴は、その土地や宗派の仏教の思想と大きく関係がありますので、少し調べておくと面白くなりますよ!

お昼

お昼ご飯はカオサン通りの側で、トムヤムクンの名店へ。

「トムヤムクンバーランプー」というローカルな食堂です。

食材の管理はさすがといったところ(笑)

しばし待っていると、きました!

これが名物のトムヤムクン!ラーメン丼一杯くらいの大きさで150バーツ(約450円)!安い

こちらはエビとイカのガーリック炒め!100バーツ(約300円)!やっぱり安い!

このお店、メニューは多くありませんが、本当に美味しいです!

トムヤムクンは辛いことは辛いですが、エビの旨味がたまりません。

このお店のすぐ向かいに美味しいスムージー屋さんがあるので、そこでスムージーを買ってから食べると辛さも抑えられて相性抜群です!

 

チャトゥチャックウィークエンドマーケット

美味しいご飯のあとは、バンコク最大のマーケットである「チャトゥチャックウィークエンドマーケット」へ。

ここは週末土曜日と日曜日のみ開かれるマーケットで、その店舗の数は約15,000!

本当にあらゆるものがここで売られています。

お土産品から衣類、食料、なんでも揃います。

そしてメインのマーケットの裏手には、生き物を売っているエリアまであります。

ここはまだ道路に面したいわば「入り口」。

熱帯魚や鯉だけでなく、エイのような魚まで袋詰めで売られています。

ここから先に行くと、鳥、小動物、犬、中には条約に触れているのでは?という生き物も売られています。

そして問題なのが売られている環境と値段。

例えばインコであれば、1〜2羽を飼うようなケージに10羽近くがぎっしり入っています。

犬なども、雑種ではあるのでしょうが、子犬が1匹500バーツ(約1500円)で売られていたりします。

その他、リス、イグアナ、ヘラクレスオオカブト、挙げればきりがありません。

この種類と値段なら、当然海外からの密輸業者もきます。

今年に入り、一般人を「運び屋」としたカワウソの密輸で、日本人がタイで逮捕されてもいます。

これを突き詰めれば結局、動物を飼うことの是非という話になってしまいますので深くは追求しません。

ただ、一つ考えたいのは、チャトゥチャックをはじめ、ペットショップには年老いた動物が売られていないということ。

チャトゥチャックで見た可愛い子犬も、1年もすれば大きくなっているはずなのに。

これは決してタイの問題ではありません。

人の言葉を借りるのは無責任なようですが、この方がその辺りに言及されています。

補足記事もぜひ。

 

当然、結論の出ない話だと思います。

ただ、今これを機に考えてみるということが必要な気がしてなりませんでした。

チャトゥチャックウィークエンドマーケット自体はとても楽しい観光スポットで、旅行の日程が週末にかかるなら訪れることをオススメします。

 

晩ごはん

その後再びバンコク市街地へと戻り、アソーク駅直結のビル「ターミナル21」のフードコートで晩ごはん。

タイのフードコートは入り口でプリペイドカードにチャージをして、食べ終わったら残額を返金というシステムが主流のようです。

私はクイッティアオ(米粉麺)をチョイス。

麺は細麺、中麺、太麺、中華麺が選べるので、ここは太麺「センヤイ」にしてみました。

あっさりしていてアロイ(美味しい)。

辛くないタイ料理も美味しいですね!

デザートにはココナッツアイス屋さんへ。

これまたアロイ!

 

そんなこんなであっという間のこの日も終了。

翌日はプーケットへ向かいます!

 

続く。

 

 

 

 

 

 

 

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