【精進料理&食作法】ほっと晩ごはん12月〜成道会とお粥の会〜

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禅活では毎月、作る・食べるの両面から食を考えるワークショップ「ほっと晩ごはん」を開催しています。

そして今月、12月8日はお釈迦様がおさとりを開いた日、「成道会じょうどうえ」です。

今回は、そんなお釈迦様の成道会と縁の深い乳粥にちなんだ豆乳粥と、冬らしい食材を使った献立の回となりましたので、その模様をお伝えします!

Contents

本日の献立&レシピ

献立

今回の献立はこちら!

  • 豆乳小豆粥
  • 里芋の柚子煮
  • 春菊のピーナッツバター和え
  • 漬物
  • ごま塩

レシピ

里芋の柚子煮

材料[ 里芋/柚子/生姜/醤油/酒/みりん/味噌/砂糖]

  1. 里芋は皮を剥く。柚子は皮を細切り、綿を取り除いて果肉は半分に切っておく。生姜は皮ごとすり下ろし。
  2. 里芋を醤油・酒・みりん1:1:1に柚子を絞った果汁、砂糖、味噌を加え、落とし蓋をして煮る。
  3. 里芋が柔らかくなったらおろした生姜の4分の3を加え、食べるまでに一度冷まして味を馴染ませる。
  4. 盛り付けの際に柚子の皮、↑で残した生姜をのせて完成。

春菊のピーナッツバター和え

材料[春菊/ピーナッツバター/味噌/みりん/醤油/すりごま]

  1. 春菊を茹で、冷水で冷やして食べやすい大きさに切る
  2. ピーナッツバター>味噌>みりん>醤油の分量で味を調え、すりごまを加えて完成

当日の様子

準備!

16:00、先月より禅活の食部門で携わってくれることになった丹羽にわさんと私西田は、一足先にこまきしょくどうさんへ。

本日の献立の準備に取り掛かります。

丹羽さんは茶話会に向けて秘密のデザートを準備中…。

18:00、献立の準備を終えた頃、久保田さんも到着して会場準備が始まります。

今回使用する応量器おうりょうきという食器を拭いたり、机の配置を変えたりと着々と進んでいきます。

調理!

18:30、無事に準備を終えた頃徐々に参加者の皆様がいらっしゃいました。

このワークショップは、到着&受付をされた方から順番に調理や配膳に加わっていただく家庭的なスタイルです。

料理を教えるというのではなく、私たちと参加者の皆さんで一つの食卓を作っていきます。

ここでは当ワークショップ常連の方から初参加の方まで、関係なく作業に加わっていただきます。

ゴマを擦ったり、盛り付けをしたり、人によって体験する内容が異なるのはワークショップとしては珍しいかもしれませんね!

開始!

19:00、参加者の皆様の手際が素晴らしく、定刻通りに開始です。

今回は深澤さんと本田さんがお休み、で僧侶3名での開催となりました。

食作法のご案内は私西田が担当。

簡単な自己紹介の後、いす坐禅で呼吸と姿勢を調えます。

いす坐禅の後は、作法のご案内をし、お粥の給仕を受けます。

これで本日のお食事が整いました!

食前のお唱えをして、いただきます!!

食作法!

今回の豆乳粥は、12月のほっと晩ごはん恒例のメニューで、これを食べるのももう3回目だなあと、若干感傷に浸りながら味わいます。

あ〜これこれ。

豆乳と小豆の素朴な甘さでほっとする味です(まさにほっと晩ごはん)

ごま塩との相性が抜群なんですよね。

里芋も柚子と生姜で、体が温まる優しい味(まさにほっと晩ごはん)

ギリギリまで煮るのではなく、一度冷ます。これが重要ですね!

そして春菊のピーナッツバター和えは、春菊の風味とピーナッツバターのコクが相まってこれまた美味しい

(まさにほっと晩ごはん)

春菊って実家の鍋で出会ってからあまり好きじゃなかったんですが、旬の良いものを食べてから大好きになりました。

ピーナッツバター和えは以前開催した別のイベントで調理師さんが教えてくれました!本当にオススメです!

最後はお茶と漬物で器をきれいにして、ごちそうさまでした!

いやー、11月が忙しかったからか、こうしてゆっくりと食事をすると、本当に落ち着きますね。

単なるカロリーの摂取ではなく、心にとっても良いものにできる食べ方って素敵!

参加者の皆さんよりも私の方がほっと晩ごはんしてしまいました

茶話会

さて、食事が終わったところで茶話会です。

この時間は皆さんとお茶を飲みながら食に関係するお話をさせていただいています。

と!その前に!

今回はスペシャルデザートが!

そう、冒頭で丹羽さんがこっそり準備していたアレです!

そのデザートとは、豆乳プリン!

無調整豆乳と、砂糖を少量、そしてタピオカ粉で作った、今年の流行にも乗る丹羽さんスペシャル!

上には私が作った柚子シロップをかけてあります。

そうそう、今回の柚子は全て私が実家で採ったものを使用いたしました。

そんな特製豆乳プリンのお味は…

んま〜い!

タピオカ粉のモチモチ感、最高じゃないですか!

この日のためにお家で試作を重ねた丹羽さんは出来栄えを心配していましたが、いらぬ心配でしたね!

そして、今回の法話は久保田さんが担当。

お釈迦様が苦行をやめた理由、そして食べるということについてのお話でした。

本人は苦行と反対の方向にいきそうになっているので、よろしければ応援してやってください。

こうしてあっという間に1時間半のワークショップが終了。

今回はいつも以上にこちらがほっとさせていただきました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

次回予告

年内のワークショップはこれにて終了!

次回は2020年1月8日(水)「ほっと晩ごはん1月〜七草粥の会〜」を開催します!

お申し込みは以下のどちらかからお願いいたします。

Googleフォームはこちら

Peatixはこちら

 

来年も禅活は食に関する様々な活動をしていきますので、何卒よろしくお願い申し上げます!

使い回し(笑)

 

 

 

 

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