【精進料理&食作法】復活ほっと晩ごはん〜夏の終わりのお粥の会〜レポート

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禅活-zenkatsu-では月に一度秋葉原で精進料理と禅の食作法のイベントを開催しています。
今月はまだまだ厳しい暑さが続くということで、冷たいお粥をご用意しました!

Contents

今回の献立

冷やし豆乳粥
ピーマンの煮浸し
ブロッコリーの胡麻和え
山形のだし
漬物

今回の目玉はなんといっても初の試みである「冷やし豆乳粥」です!

豆乳粥自体は、修行をした永平寺で乳粥になぞらえて出ることがあり、美味しいということはわかっていました。これを中華の冷やし粥やココナッツミルクタピオカのようなイメージで冷たくできないかということでアパートで試作。

レシピは後半にて公開しますが、うん、悪くない。ただこれに何を合わせよう?
定番のごま塩やゆかり、塩昆布など色々試しますが、うーん。

パッとしない。
そこでスーパーで物色してみると目に入ったのが、「山形のだし」でした。

夏野菜を細かく切ってがごめ昆布と和えた郷土料理です。

早速レシピを調べ、試作し冷やし豆乳粥と一緒に食べてみると・・・。


これはおいしい!
考えてみれば冷奴に合うだしが豆乳に合わないわけがない!

ということでこれを当日、参加者の皆様と作ることにしました。

当日の様子

今回の参加者様は6名。

常連さんはもちろん、はじめての方や時間が相手久しぶりにご参加いただいた方も、いらしたらすぐに一緒に調理や盛り付けをする様子は家庭の食卓のようですね!

 

ちなみに今回も実家から野菜を送ってもらいました!

 

 

そして準備が整ったら、まずは少しだけいす坐禅。


それから短いお唱えごとをして、いただきます!

今回はお粥の作法に従って、にぎやかではなく、かといって緊張するわけでもない、穏やかな食卓を囲みます。

最後はお茶とつけもので器を洗い、お唱えごとをして、ごちそうさまでした。

食事のあとの茶話会では、メンバーの本田のお話。

今回は先日訪れた恐山のお話でした。


そしてこの時、こまきしょくどうの店主、藤井小牧さんからのご厚意でお茶菓子に胡麻豆腐をいただきました。

この胡麻豆腐、とんでもないモチモチ感です!スプーンで切ろうとした器から飛び出しそうになりました。
あとから聞いてみると豆乳を入れているとのこと。

胡麻豆腐はやはり奥が深い・・・。

夏の疲れを引きずっていましたが、落ち着いてご飯を食べたら心なしか和らいだ気がしました。

来月は9月26日に開催しますので、ご都合のよろしい方はぜひご参加ください!


↓詳細↓
https://www.facebook.com/events/721439508197858/

 

レシピ

冷やし豆乳粥
○材料
ご飯(生米からでも可)

豆乳

1、ご飯のかさに対して2〜3倍の量の水を加えてお粥を作る。
2、お好みの硬さのお粥ができたら米が浸るくらいの豆乳を加えて一煮立ちさせ、冷蔵庫で冷やす。
3、冷たい豆乳をひたひたに加え、盛り付けの直前に氷を入れて完成

だし
○材料
なす
きゅうり
オクラ
しそ
みょうが
モロヘイヤ
がごめ昆布
しょうゆ
(ポン酢やめんつゆでも)
1、がごめ昆布を水につけて戻す。
2、その他の材料を細かく切り、なすは水につけてあくを抜く。
3、水を切ったがごめ昆布と他の材料をしょうゆやめんつゆと和えて完成。

 

 

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