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やって参りました、久しぶりの見切り品クッキング!

スーパーや商店が、「無駄になってしまうくらいならどうぞということで安く販売する見切り品

私はこれを、利益を無視した布施であるという、超好意的な受け取り方をしてみました。

そして、そこに曹洞宗の食に対する生かしきる」という教えを活かしてフードロス削減を目指す企画となっています。。

特にご家庭で家事をされている方からご好評をいただき、俄然やる気が出てきたところで少し忙しくなり、間が空いてしまいました。

前回はわたくし御用達の文化堂さんで、まさかのナス一袋のみ、という窮地に立たされましたが、なんとか4品作り茄子定食を完成させたのでした。

今回も

①食材は見切り品のみ

②植物性・動物性にこだわらない

③使い切れる量を買う

という3つのルールを守って料理をしてみます!

買い出し

この日、普段勉強をしている曹洞宗総合研究センターを17時頃に出て、「ドラクエウォーク」をしながら二駅程歩いて電車に乗り、今回も最寄りのスーパー「文化堂」さんへ。

わき目も振らずにまっすぐ見切り品のコーナーへ向かいます。

今回は何があるでしょうか。ドキドキ

おお!色々ある!

絹さや、ニラ、春菊、ズッキーニ、大和芋、椎茸、そして右のカゴはほとんどがほうれん草

発注ミスでもあったのでしょうか…。

見切り品を眺めながら、メニューをイメージします。

うーんなかなか難しい。

とりあえずなんとか形にできそうな具材をチョイス。

ただ、どうしてもそのメンバーだとどこか決め手に欠ける…。

他にも見切り品がないかなあと彷徨っていると、半額&その日が賞味期限の油揚げが!

「見切り品」という表示こそないものの、これはいいんじゃないでしょうか!?

いいですよね!?(誰に?)

ということで買い出しを終え、再びドラクエウォークをしながら帰路につくのでした。

今日の見切り品

ということで、今回購入した見切り品さんたちはこちら!

・生椎茸(1パック)¥100

・大和芋¥100

・ほうれん草(3束入り)¥100

・春菊¥70

・油揚げ¥89

お会計は459円でした!

それでは調理に移りましょう!

不穏な匂い

と調理に移ろうとしたその時、台所に不穏な匂いが漂います

なんか、くさい…

さっき写真を撮った食材たちの中から漂っているような気がして鼻を近づけていくと、段々匂いが強くなっていきます。

そういえば怪しいのがありました。

それは大和芋

カットされた状態で真空パック詰めされていたのですが、買った時にはすでに水が出ていたんです。

その水がパックからわずかに漏れた痕跡があり、嗅いでみると…。

これだー!!

なんだろう、子どもの頃に指でおヘソをいじった時みたいな匂い…。

くさい!

これは食べられないでしょうよ!

そんなショックで出鼻を挫かれ、意気消沈。

一度台所を離れ、部屋で「大和芋 傷み どうなる」をググり、アウトな場合の予習をしながら心を落ち着けます。

これまでは見切り品と言えど、品質に難があるような食材に出会うことはありませんでした。

しかし、今回はこの食べられるor食べられないの境界線が大きな課題となるのです。

調理開始!

そんなこんなで自分を奮い立たせて気を取り直し、ようやく調理開始。

まずは例の大和芋を含め、食材の状態を確かめつつ下処理をします。

匂いを嗅がないように水を流しながら大和芋の袋を開け、中に溜まっていた水を捨て洗い流します。

触ってみると、ところどころブヨブヨした感触があり、これはダメかなーと思いながら、ピーラーで皮を剥きます。

ちなみに長芋系の皮は新鮮な場合は素揚げにすると美味しいので、取っておくことをオススメします

さて、皮を剥いてみると…。

意外や意外、割とちゃんと使えそうな状態ではありませんか!

椎茸も特に痛みは見られず、かさについた汚れなどをキッチンペーパーで拭き取ります

春菊とほうれん草はさっと茹でて、準備完了です!

1品目:ほうれん草と春菊の胡麻和え

材料:ほうれん草、春菊、椎茸、すりごま、味噌、みりん、砂糖

まずはほうれん草の鉄板メニューからいきます!

①ほうれん草と春菊は3cmほどの長さで切り、他のメニューで使う分量を計算して使用。

味噌、みりん、砂糖を軽くレンジで加熱したあと、家にあったいつぞやのすりごまと混ぜ合わせる。

(面倒でもいりごまを擦るところからやるとかなり香りが変わります。)

③調味料を混ぜ合わせたところに、ほうれん草、春菊、細切りにした生椎茸を加え、混ぜ合わせたら完成。

2品目:トロロそうめん

次はどこかで食べたおぼろげな記憶を手繰り寄せ、大和芋を擦らずに細切りにしたトロロを作ってみます!

上の行で作業工程を説明しきってしまったのですが、大和芋を細切りにし、醤油をかけ、わさびを乗せて完成です!

3品目:のっぺい汁

永平寺での修行中、さっと作れて味も調えやすいことから、私の中で定番メニューとなっていたのっぺい汁

簡単に言えば片栗粉でとろみをつけたけんちん汁なんですが、魚介出汁を使わなくても美味しく作れます。

以前、参禅会でお出しした時にも大好評だった超おすすめメニューです!

材料:椎茸、油揚げ、ほうれん草、春菊、だしの素、塩、醤油、ごま油、片栗粉、料理酒

①今回の椎茸がの匂いが少し気になりそうだったので、ごま油で炒めつつ少し料理酒を入れて匂い消し

②アルコールが飛んだところで油揚げを入れ、椎茸に火が通るまで炒める。

③食べるときに使用するお椀一杯分の水を加えて加熱。

④沸騰したらだしの素、塩、料理酒を加え、料理酒のアルコールが飛んだら火を止める。

⑤食べる直前に温めて、火を止めたら水溶き片栗粉、ごま油を少量加え、ほうれん草と春菊を入れて完成。

大和芋と油揚げのバター醤油炒め

そして今回のメインは、大和芋をソテーにしてみようと思います!

材料:大和芋、油揚げ、椎茸、ほうれん草、春菊、塩、コショウ、醤油、バター

①大和芋は輪切り、油揚げは大きめに切り、椎茸は1/4カットのいちょう切り?に。

②フライパンを熱してバターを溶かし、椎茸、大和芋、油揚げを投入し、大和芋と油揚げに焼き目が付くくらいまで炒める。

③ほうれん草と春菊を加え、塩、コショウ、醤油で味付けをして完成。

完成!

と、いうことで今回もなんとか4品できました!

見た目はなかなかのものではないでしょうか?

さっそくいただきます!

まずはのっぺい汁から。

いやー、外しませんね!

ちょっと七味をかけたのがこれまた大正解!

お味噌汁以外の汁物ってなかなか難しいんですが、これは美味しくて簡単なので本当におすすめです。

次に、胡麻和え

うん、春菊の香りとゴマの相性がいいですね!

ほうれん草だけよりも大人の味になった感じがします!

次にトロロそうめん

まあこれはもう言うことありません、だってトロロですもの!

ご飯にかけてガッといきたくなる、例の美味しさです。

そして最後にメイン、バター醤油炒めです!

大和芋は長芋に比べて粘りが強いので、思ったほどホクホク感が出ませんでした。(加熱不足?)

もう少し薄く切れば違ったかもしれません。

ただし、味としては十分美味しくて、しっかり活かせたのではないでしょうか!

全体のバランスの難しさ

と、個々のメニューは我ながら美味しくできたのですが、食べ進めていく中で、あることがブレーキとなります。

それは、全メニューの具材がほぼ同じであること。

前回の茄子は言わずもがな、限られた食材で一人分の食事を作るこの企画の難点は、全体的に食材が変わらないことです。

特に、今回は春菊と椎茸の主張がかなり強く、どのメニューも後味が同じになってしまいました。

後半はそれがかなり響いてきたものの、無事完食。

ごちそうさまでした!

今回の感想

今回は、大和芋の放った異臭や、春菊と椎茸の主張の強さなど、いくつかのハプニングはあったものの、捨てた部分は椎茸の軸と大和芋の皮のみだったのでフードロス削減には多少貢献できたようです。

それに、あの大和芋を買う人がそもそもいなかったかもしれなかったと考えると、非常に意味のある回だったのかも。

もう一点、自分に足りないと思ったのがそれが食べられる状態かどうかを判断する知識です。

おそらく日頃から料理をされたり、食材を取り扱っている方ならその判断が容易であろうことが、なかなか私には難しい…。

食べ物を無駄にしないために自分が食あたりをしてしまっては元も子もないので、そこの見極めは今後の課題ですね。

ともあれ、メニューのアイディアや味付けに関してもそれなりに満足な一食となりました!

 

ということで今回の自己採点!

3食目:これ大丈夫なの?定食

満足度…☆☆   (ボリュームはOK!ただし癖のある食材の使い方が難しかった…。)

煩悩度…☆☆☆  (途中で箸が止まるという意味では…)

精進度…☆☆☆☆☆(捨てられたかもしれない食材を生かせた!)

各採点の基準

満足度…メニューのバランスや量・味などの満足感

煩悩度…おかわりがしたくなるという煩悩が溢れる指数

精進度…どれだけ無駄なく、美味しく作れたか

 

さあ、次はどんな見切り品との出会いがあるのでしょうか!?

 

 

 

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