【見切り品クッキング】2食目:茄子だけで4品!茄子定食

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スーパーや商店が、「無駄になってしまうくらいならどうぞ」ということで安く販売する見切り品

私はこれを、利益を無視した布施であるという、超好意的な受け取り方をしてみました。

そして、今度は精進料理の「食べ物を生かしきる」という知恵でフードロス削減を目指そうじゃないか!というのがこの【見切り品クッキング】です。

前回は種類豊富な野菜が手に入り、ミネストローネなどを作ってみました。

今回も

①食材は見切り品のみ

②植物性・動物性にこだわらない

③使い切れる量を買う

という3つのルールを守って、料理をしてみたいと思います!

Contents

今回の収穫

さて、早速前回と同じスーパーに行ってみました。

今回はどんな収穫があったかというと…。

でん!

茄子!のみ!笑

いつも見切り品が入っているカゴがないなあと思ったら、この茄子一袋だけが入っていました。

税抜き150円也

食材は何が、どれだけ手に入るかわからないというのも見切り品料理の面白いところです!

ということで、今回はこちらの大きめの茄子3本を使って見切り品クッキングスタートです!

茄子定食を考えよう

家に帰る道中、頭の中で茄子料理を思案します。

もう一つくらい食材があれば…と思ったりもしましたが、そこはお布施の精神。

無いものねだりはしないようにします。

なんとか頭の中で献立がまとまり、帰宅。

すぐに昆布と干し椎茸を水に浸し、その間に着替えたりSNSチェックしたり…。

15分ほど経って、下準備に取り掛かります。

茄子の下準備

さて、今回の主菜・副菜・汁物、全てを兼ねる茄子を、用途に分けて切っていきます

まず、ヘタは上をザクっと落とすのではなく、先端を少し切ったら少し角度をつけながら剥いていくような要領で取ります。

無駄にしない工夫の一つですね!

あとは必要な形に切っていくだけです。

茄子はアクを抜く必要があるので、水に浸けてしばし放置。

さらに弱火で出汁を取り始めつつ、それぞれのメニューの準備をします。

茄子のからし酢味噌和え

まずはからし酢味噌を作っておきましょう。

材料は味噌、酢、砂糖、みりん、ねりからし、すりごま

本当は白味噌を使いたかったのですが、そこは一人暮らしの冷蔵庫事情で、あったものを使います。

はじめに、ごまとねりからし以外をよく混ぜて、レンジで40秒ほど加熱。

味をみつつ、からしを加えてさらに20秒加熱して、最後にすりごまを加えて、からし酢味噌は完成

続いて茄子を電子レンジで4分、火の通り加減をみてさらに加熱します

茹で上がったなすは冷水にさらし、軽く絞って水気を切り、からし酢味噌と和えたら冷蔵庫に入れておきます。

茄子の味噌汁

からし酢味噌和えを作っている間に、出汁も良い感じになってきました。

沸騰する前に昆布としいたけを取り出し、茄子の揚げ浸しに必要なおたま一杯分だけとっておきます。

昆布としいたけは食べやすい大きさに刻んで、茄子と一緒に味噌汁の具に

茄子が煮えるまで火を入れたら、食べる直前に味噌を溶いて完成です。

茄子の揚げ浸し

次に、先ほど取っておいた出汁にしょうゆと酒を少量加え、アルコールが飛ぶように軽くレンジで加熱。(出汁が熱ければレンジでの加熱は不要。)

フライパンに少し多めの油を入れ、水気をよく取った茄子の断面から揚げ焼きにしていきます。

こんがりと色がつくまで焼いたら、返します。

この時、皮の方に切れ目をいれておくと良いのですが、今回はその切れ目に入った水気を取りきれなかったせいで、まぁ〜跳ねる!

後の掃除を考えて憂鬱になりながらも、茄子全体に油を絡めつつ、そして焦げないように焼いたら、キッチンペーパーで油を切ります。

そして茄子を出汁に浸したら、味が染み込むように一度冷蔵庫に入れ、食べる直前に鰹節をかけて完成

麻婆茄子

最後に、麻婆茄子です。

油は先ほど茄子を焼いたサラダ油が残っているので、それをそのまま使います。

まず、前回手に入れたニンニクを刻んで、豆板醤、コチュジャンと一緒に油で炒め、なじませます。

そこに茄子を入れて少し醤油を加えて炒め、火が通ったら鶏がらスープ味噌を追加。

全体が煮えたら、ごま油ラー油を少しずつ加えます。

味が調ったら、火を止めて水溶き片栗粉を加えてとろみをつけて完成です。

 

完成!!

麻婆茄子をお皿に盛り付け、味噌汁の味噌を溶き冷蔵庫に入れておいた残りの2品も取り出して、炊きたてのご飯をよそい、茄子定食の完成です!

なんとか4品…大きな失敗もなくできたような気がします。

早速いただきましょう!

いただきます!

いやあ、こうしてみると、見た目はなかなか良いのではないでしょうか!

まずはお味噌汁を一口。

出汁はもう少し他の野菜の甘みか、意地はらずにほんだし使ってもよかったかなーという感じですが、優しい味にできました!

次にからし酢味噌和え。

これは美味しい!

ごまを入れることでマイルドになっています!

さらに、白味噌を使わなかったのでしょっぱくなるかと思いきやご飯が進むお味になりました。

そして揚げ浸し。

これもいいですね〜!

出汁の段階だと少し薄いかな?と思いましたが、揚げなすが入ってグッと旨味というか味がはっきりしました!

最後に麻婆茄子。

これは少ししょっぱかったのと、片栗粉が多かったかな〜。

でも、炊きたてのご飯との相性は◎なので、よし!!

当然のことながら、しっかり完食!

ごちそうさまでした!!

今回の感想

二回目にしてまさかの材料が一種類ということで、スーパーをハシゴするか迷いましたが、こうして一つの材料を無駄なく、個性を活かしながら調理するのは精進料理でもとても大切なことです。

今回は捨てる部分もヘタの端の部分のみということで、それなりに良いフードロス削減になったのではないでしょうか!

ということで今回から以下のような形で自己採点をしてみたいと思います。

満足度…メニューのバランスや量・味などの満足感

煩悩度…おかわりがしたくなるという煩悩が溢れる指数

精進度…どれだけ無駄なく、美味しく作れたか

 

2食目:茄子定食の感想

満足度…☆☆☆  (4品で大満足!でもずっと茄子だった…)

煩悩度…☆☆☆☆☆(ご飯が進みすぎて危ない!)

精進度…☆☆☆☆ (捨てるところがほとんどない様子はまさに精進)

 

次もスーパーのお布施頼みの見切り品で、お財布に優しく、楽しく、美味しいフードロス削減料理を目指します!!

 

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