本田真大の青森紀行 vol.2

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昨年7月に本田真大が敢行した青森1人旅。

本州最北端に位置する曹洞宗寺院にして宿坊である普賢院にお邪魔して、そこから日本3大霊場の1つである恐山に拝登してきた道程を書いていきます。

前回は東京から青森までの道中を。

今回、vol.2では本州最北端の曹洞宗寺院にして宿坊である普賢院の様子についてお伝えします。

Contents

普賢院について

普賢院はもともと福蔵寺というお寺の持つ薬師如来、不動明王、普賢延命菩薩像を安置するための院で、明治時代より下北半島や北海道、津軽海峡沿岸で暮らす人びとに信仰されてきたそうです。

先代の住職がお堂を再建し、さらに敷地内に宿坊を併設することで、昨年4月より本州最北端の「おおま宿坊 普賢院」として生まれ変わりました。

    

到着!

ひとまず食堂で一服させていただくことに。

囲炉裏(?)がとてもいい味を出してました。

宿泊させていただいた佛光庵の内部。清潔感があり落ち着きます。

こちらは佛光庵内のサンルーム。外の景色を臨みながら寛ぐことができました。

お堂の中。宿泊者はこちらで朝のお勤めや坐禅を体験できるそうです。

これからの寺院がやるべきこと 大間だから出来ること

福井県の大本山永平寺での2年間の修行ののち、29歳で宿坊を開いた菊池師。

そこには、これからの寺院の在り方地元大間に対する熱い想いがありました。

一般の人びとに開かれたお寺にしたい。

地元である大間の魅力を沢山の人に伝えたい。

そんな思いで日々さまざまな活動に取り組んでいます。

写真は、音楽フェスならぬ寺社フェス 和顔の様子です。

 

こちらは納棺体験の様子。

 

少し話が逸れましたね。

普賢院の様子を。

夕食は普賢院自慢の料理を堪能といきたいところですが、ここは久々に会った修行道場の同期ということで普賢院の外へ。

大間の海の幸をご馳走していただきました。

菊池師のお師匠様にもお越しいただき素敵な時を過ごしました。

普賢院にお泊まりの方も大間の海の幸をふんだんに使った自慢の夕食をいただけるそう。

こちらも気になる

宿坊で坐禅を組んでみた at 1:00 AM

楽しい時間はあっという間で、佛光庵についた時には既に日付が変わっていました。

アルコール耐性0.00の筆者ですが、勧められたお酒を有り難く頂戴し(コップのビール半分ほどしか飲めません…)酩酊状態の私。

すぐさまベットに潜り込もうとしたのですが、外の景色が気になりサンルームへ。

7月とはいえここは青森。

ルコールで火照った身体が涼しい空気でクールダウンしてゆきます。

ふと隣を見るとこんなものが。

海外から取り寄せた椅子だそう。おあつらえ向きです。

実際に坐って足を組んでみると、まず屋根(?)部分によって身体全体が包まれている不思議な感覚が。

修行道場では体験できないものですね。

そして何よりも静か

静寂そのもの

筆者は兵庫県の田舎出身ですが、それと比較しても異質なほどの静けさ。

酔った状態だったので、坐禅と呼べるものではありませんでしたが、体験したことのない感覚を味わうことが出来ました

いざ、恐山へ!

この日菊池院代がお兄さんのお寺の法要のお手伝いに行く用事があるということで、院代の運転する車でむつ駅まで乗せてもらうことに。

食べる時間がないからと朝ごはんまで持たせてもらい、惜しまれつつもお別れしました。

普賢院さん、ありがとうございました!

次回はいよいよ恐山に拝登します。

vol.3へ続く…。

 

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