【法話&写経】一行写経と法話の会(5/22)レポート

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5/22(水)、禅活-zenkatsu-の定例行事【一行写経と法話の会】を開催しました。

急に気温が上がったかと思えば大雨が降って…という不安定な気候が続いていますが、今月も無事開催することができましたので、レポートをお届けします。

今月の法話担当は久保田智照

悩みに悩んで法話を考えていましたが、どんな内容だったのでしょうか。

Contents

法要&法話

この会では、まずはじめに参加者様と本尊上供ほんぞんじょうぐという法要をお勤めします。

お寺のご本尊様の前で礼拝をし、お経を唱えることで、「これから仏教の行事をお勤めします」というご挨拶をすると同時に、心のチャンネルを日常生活から切り替える法要です。

正しい合掌の作法を確認し、三度の礼拝。

そして「摩訶般若波羅蜜多心経」をお唱えします。

会場である萬亀山東長寺檀信徒会館「文由閣」の5階は音が良く響く造りになっており、全員の読経の声が一つになって反響し、荘厳な空気を感じることができます。

曹洞宗の読経は1人が大きな声や高い声、節をつけた声で目立つのではなく、全員の声が一つになるようなお唱えをします。

自分が目立とう、声の良さを見せつけよう、お経を覚えているのを自慢しようという気持ちを離れた読経にこそ、仏教の精神が宿るのです。

 

そして法要の後は法話の時間。

今回は延命十句観音経えんめいじゅっくかんのんぎょうの一節を取り上げ、久保田本人の僧侶としての悩みに光をくれた観音様のお話をしました。

菩薩とはなにか、観音様を信仰するとはなにか、それを考えた時に見えてきた生き方とは?

お話の内容は後日こちらで公開いたします。

写経

法話の後は、その中でお話ししたお経の一節を写経していただきます。

今回は「延命十句観音経」の最後の朝念観世音ちょうねんかんぜおん 暮念観世音ぼねんかんぜおん 念念従心起ねんねんじゅうしんき 念念不離心ねんねんふりしんという一節。

まずは硯で墨をするところから始めます。

墨をすったら10分ほど試し書き・練習の時間です。

その後、いす坐禅で姿勢と呼吸を調えてから、いざ本番。

少し文字数は多かったですが、参加者の皆様集中して丁寧に写経されていました。

茶話会

集中して写経をしていただいたあとは茶話会でほっと一息。

いつの間にか話題は久保田の緊張のことに。

というのも、今回の法話がやけに緊張していたんです。

よく、僧侶は話をするのに慣れていると思われますが、実はすごく緊張するんです。

それが自分にとって大切なお話であるほど、熱意があるほど、「ちゃんと伝わりますように」という思いから、力が入って緊張してしまうのです。

裏話ですが、今回は特に法話の内容に悩んでいた久保田。

悩みに悩んだからこそ、緊張してしまったのかもしれませんね。

他にもざっくばらんにいろんなお話をし、終始和やかに時間がすぎていきました。

最後にみなさんと記念撮影をして終了しました。

 

次回予告

次回は6月19日(水)、法話担当は私、西田稔光です!

参加申し込みはPeatix、もしくはGoogleフォームより承ります。

Peatixはこちら

Googleフォームはこちら

 

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