【法話&写経】一行写経と法話の会(9/25)レポート

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今回で第8回目を迎える「一行写経と法話の会」ですが、このイベントは写経するお経の一節や仏教の言葉について法話(説法)を聞いて頂き、その後で私たちと共に写経していただくイベントです!

8月はお盆の時期と重なるためお休みさせていただきましたが、

2ヶ月ぶりとなる「一行写経と法話の会」が9月25日(水)に開催されましたので、当日の様子を深澤亮道がお届けします。

Contents

当日の様子

お彼岸も過ぎ、ようやく暑さもひと段落してきた今日この頃。

会場となる文由閣の外では鈴虫が鳴いており秋を思わせる雰囲気の中、今回は2名の方にご参加頂きました。

法要

1階で簡単な挨拶を済ませた後、法要と法話の会場となる5階の本堂へエレベーターで移動します。

今回の法要の導師(法要の中心となる僧侶のこと)と法話は久保田智照が担当します。

私たち禅活-zenkatsu-のメンバーで最年長(30代後半)となる久保田智照の背中からは、ここ最近貫禄すら感じるようになってきました。

いや、この貫禄は本人が気にしている体重のせいなのか?

彼の貫禄については知りたい方は是非「久保田養生記」をご覧下さい。

木魚と鐘の音に合わせて参加者一同「摩訶般若波羅蜜多心経まかはんにゃはらみったしんぎょう」を読経します。


ここの本堂は大変音が反響しやすい創りになっているため、

少人数でも荘厳な雰囲気でお経が響き渡ります。

法話

法要のあとはいよいよ久保田智照による法話です。

今回は四弘誓願しぐせいがんという生き方」と題してお話しました。

「四弘誓願」は曹洞宗をはじめ日本の多くの宗派で読まれている大変有名な偈文です。

それは菩薩の4つの誓願のことで、

衆生無辺誓願度しゅじょうむへんせいがんど 煩悩無尽誓願断ぼんのうむじんせいがんだん 法門無量誓願学ほうもんむりょうせいがんがく 仏道無上誓願成ぶつどうむじょうせいがんじょうという28文字からなる偈文です。

彼も幼い時からお祖父様や師匠であるお父上と一緒に唱えていたそうです。

幼い時は意味はわからず呪文のように唱えていたこの偈文が、

自身の修行時代、そして修行が終わった後と照らし合わせ「四弘誓願という生き方」という題でお話しました。

法話はこちらから読むことができます。

法話が終わったら参加者一人一人に焼香して頂き、本堂を後にします。

写経

 

まず始めに写経をするための墨を擦ります。

私はこの作業がとても好きな時間です。

「書道をするのに墨をするのは小学校以来!」という方も少なくないはずです。

最近ですと書道を行う際、墨汁が使われるので墨からするということは少なくなってきました。

しかし、「摩訶般若波羅蜜多心経」や「四弘願文」のように数多くのお経や仏教の教えがこうして日本に伝わった影には、こうした労力の積み重ねなのだと感じることができます。

何より墨のなんとも言えない良い香りが漂い、写経前にとても心穏やかになれます。

墨を磨ったあとは、いす坐禅を行い、今一度心を調えます。

半紙に墨の濃さの確認、筆ならしを行ったあと、いざ写経へとうつります。

久保田氏の法話を聞き「四弘願文」の教えを噛み締め、

一文字一文字丁寧に写経していきます。

 

約10分ほどかけ、書き終わりました。

茶話会

写経のあとは、お茶とお菓子を頂きながら歓談タイム。

参加者お一人お一人から今回の法話の内容や、写経で感じたことなどを共有しました。

最後に記念撮影をして終了となりました。

私としては、久保田氏の「四弘誓願の生き方」を踏まえ今後の「久保田養生記」にも注目していきたいと思います!

次回予告

次回は、10月23日(水)19:00〜20:30参加費は1,500円になります。

法話担当は私、深澤亮道です!

参加申し込みはPeatix、もしくはGoogleフォームより承ります。

Peatixはこちら

Googleフォームはこちら

お寺に行ったことがない方でも、写経をしたことがない方でも、お坊さんのお話を聞いたことがない方でも気軽にご参加いただけます!

どなた様でもご参加お待ちしております(^ ^)

 

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